TOP > 【銅製品】鈴木盛久「天蓋香炉」

買取実績

【銅製品】鈴木盛久「天蓋香炉」

2026.04.23

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび福島県のお客様より鈴木盛久「天蓋香炉」をお買取りいたしました。

 

鈴木盛久工房は1625年創業、400年の歴史を誇る南部鉄器の老舗工房です。藩政時代から代々御用鋳物師として南部藩に仕えた鈴木家は、13代盛久が無形文化財記録保存者の指定を受けるなど、日本の金工史において重要な位置を占めています。現在は16代盛久が伝統技法を継承しています。

 

天蓋香炉は、世界文化遺産である国宝中尊寺金色堂の御本尊上部を覆う天蓋の文様を忠実に写した作品です。13代盛久が中尊寺からの依頼により製作したこの香炉は、平安時代の優美な意匠を現代に蘇らせた芸術品として高く評価されています。
蓋部分には金色堂の天蓋に見られる精緻な透かし彫りや文様が施され、仏教美術の荘厳さと優雅さを見事に表現しています。香炉としての実用性と美術工芸品としての鑑賞価値を兼ね備えた逸品です。

 

鈴木盛久工房の特徴は、表面をお歯黒で着色することで生まれる味わい深い「錆色」です。一般的な南部鉄器の漆黒とは異なる独特の風合いは、古雅な趣と特有の風格を醸し出し、茶道具や仏具として格調高い空間を演出します。
天蓋香炉は銅製品として制作されることもあり、銅の持つ美しい発色と経年変化による風合いの深まりも魅力の一つです。

 

【ライター】ジッポ フランケンシュタイン 限定版

2026.04.21

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび福島県のお客様よりジッポライターをお買取りいたしました。

 

ジッポライターは中古市場において、根強い人気を誇るコレクターズアイテムです。1932年創業以来、永久保証という独自のサービスと頑丈な作りから、ヴィンテージ品でも実用可能な点が高く評価されています。
中古市場で特に人気が高いのは、限定生産モデルや企業ノベルティ、記念モデルです。戦時中の官給品や1950年代以前のヴィンテージジッポは、数万円から数十万円で取引されることもあります。また、ハーレーダビッドソンやラッキーストライクなどの企業コラボモデル、キャラクターものライターも安定した需要があります。

 

フランケンシュタインをデザインしたジッポは、1931年に公開されたユニバーサル映画の名作ホラー『フランケンシュタイン』をモチーフにした希少なコレクターズアイテムです。ボリス・カーロフが演じた「面長で平らな頭部に広くせり出した額、首から突き出したボルト」という特徴的なデザインは、世界的に定着したフランケンシュタインのイメージとなっています。
様々な企業やキャラクターとのコラボレーションで知られているジッポの中でも、ユニバーサル・モンスターズシリーズはコレクターから高い人気を誇るものの一つです。

 

ジッポの限定版は少量生産が基本で、特にキャラクターものや記念モデルは再販されることがほとんどありません。フランケンシュタイン限定版も、生産数が限られているため、発売当初から高いコレクター性を持っています。

 

【万年筆】パイロット 国光会「漆黒」

2026.04.20

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび埼玉県のお客様よりパイロット製万年筆「漆黒」をお買取りいたしました。

 

人間国宝であり、蒔絵の最高権威である故・松田権六氏がパイロットに招かれたのは1926(大正15)年でした。松田権六氏は1931(昭和6)年、社内外の作家を多数招集し、蒔絵万年筆の研究・発展・品質向上、そして作家相互の親睦を図るための蒔絵師グループを組織しました。
その組織は、パイロット創業者の一人である並木良輔と松田権六氏によって「國光會」(こっこうかい)と名付けられ、その意味は「相撲が日本の国技であるが如く、蒔絵は御国の光であり、これを全世界に輝かさんと志す」という信念から命名されたものした。国光会の作品には、品質保証の印として「國光會」の銘が記されており、日本の伝統工芸技術の粋を集めた最高峰の蒔絵万年筆として世界中で高く評価されています。

 

「國光會」の銘が刻まれたこの万年筆は、国光会の漆塗り技術の粋を集めた逸品です。上塗りには油分を加えない漆を使用し、研ぎ炭で研いだあとさらに生漆を摺り込む作業を繰り返す「蝋色仕上げ」という磨き方で、深みのある艶を出しています。
エボナイト削り出しの軸とキャップに、純良な漆を何層にも塗り重ねては研磨するという伝統技法により、透明感と深みのある美しい漆黒の光沢が生まれます。装飾を一切排したシンプルなデザインだからこそ、漆本来の美しさが際立ちます。

 

 

【急須】吉川壺堂 「常滑焼 朱泥 一双 茶注」

2026.04.17

こんにちは、ひるねこ堂松ケ丘店です。
このたび東京都のお客様より吉川壺堂の「常滑焼 朱泥 一双 茶注」をお買取りいたしました。

 

〇一双茶注の特別な意味
吉川壺堂による常滑焼朱泥一双茶注は、二つで一組として制作された特別な茶注です。「一双」とは対になった器を意味し、茶事において格調高い演出を可能にする贅沢な逸品として茶人に重宝されています。同じ作家が同時期に制作した対の茶注は、統一感のある美しさと希少性を兼ね備えています。

 

〇朱泥の美しさと機能性
常滑焼の朱泥は、鉄分を多く含む土を高温で焼成することで生まれる独特の赤茶色が特徴です。壺堂の朱泥茶注は、この自然な発色を最大限に活かし、使い込むほどに深みを増す色調変化を楽しめます。
朱泥の茶注は、お茶の渋みや苦味を適度に調和させ、まろやかな味わいを引き出すことで知られています。この機能性こそが、プロの茶人から愛され続ける理由です。

 

〇希少性とコレクション価値
一双として制作された茶注は、単体の作品と比較して制作数が限られるため、希少価値が高く設定されています。特に壺堂の精密な彫刻技術が施された一双茶注は、茶道具コレクターにとって垂涎の品となっています。

 

〇買取市場での特別評価
吉川壺堂の朱泥一双茶注は、その希少性から買取市場でも特別な評価を受けています。
査定では、一双の揃いの確認、それぞれの茶注の状態、共箱の有無、作家印の明瞭さが特に重要視されます。片方のみの場合でも一定の価値は認められますが、完品に比べ評価は大幅に下がる傾向があります。

【骨董品・和楽器】三浦琴童製 尺八

2026.03.29

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。

このたび岡山県のお客様より三浦琴童製作の尺八をお買取りいたしました。

 

三浦琴童さん(本名:純一、明治8年‐昭和15年)は明治から昭和期にかけて活躍した尺八奏者・製管師です。東京都神田区に生まれ、18歳より尺八を吹き始め、21歳で 竹翁(初代古童)に師事。尺八本曲譜を採譜するとともに、自らの製管技術を確立し、「琴童管」と称される尺八を製作・普及させました。 生涯に製作した本数は推定千本程と伝えられ、戦時中に多くが失われたため、現存数が限られている点も大きな特徴となっています。

 

本件の尺八は「琴古流」銘であり、三浦琴童さんが手がけた製管品としての特徴を色濃く備えています。例えば、三浦琴童さんの刻銘「瓢箪琴童」または「四角の琴童」と呼ばれる印が確認できること、管の仕上げや響きのバランスにおいて安定した品質を示すことが挙げられます。 また、楽器としての尺八は吹奏可能な音の出る状態が評価の対象となる一方で、製管の仕上げ・竹材の質・節処理・内部仕上げなどが、後世の鑑賞および収蔵価値にも影響を及ぼします。

 

査定にあたって当店では、次のような観点を重視いたしました。

第一に「作家性および製管者の確認」です。三浦琴童という名に刻まれた製管品であること、銘の刻印の有無、流派(琴古流)との整合性、さらには管体の形状・寸法などが、真正性を裏付ける重要項目です。

第二に「状態」です。尺八は竹材を用いた楽器であるため、竹割れ・ヒビ・節処理の崩れ・管体の傷み・補修歴などが音色や保存状態に影響します。

第三に「希少性・流通状況」です。戦前に制作され、現存が限られる琴童管という存在およびその市場での取引実例が、査定の基準となります。

 

 

 

【ライター】ジッポ 特別限定版 ウィンディ

2026.03.25

こんにちは、ひるねこ堂大阪店です。
このたび和歌山県のお客様よりジッポのウィンディシリーズをお買取りいたしました。

 
ウィンディは、ZIPPO社製ライターの広告に1937年に登場した女性キャラクターで、以降ZIPPOの象徴的なマスコットとして長きにわたり親しまれてきました。 その後、数々の限定モデルや関連デザインが発表され、その代表形式が「Windy」としてコレクター間で定着しております。例えば、2013年には「Windy 1935レプリカ」世界限定35,000個という特別仕様モデルが発表されています。
今回買取させて頂いた「特別限定版 ウィンディ」は、製造年代・限定シリアルナンバー・専用パッケージ付きという仕様が確認でき、コレクターズアイテムとしての価値が高いものでございました。査定にあたって、当店では以下の査定基準を特に重視いたしました。

 
第一に「製造・年代・限定シリアルの確認」です。限定モデルであるという証左として、サイド面やボトムに刻印されたシリアルナンバー、有効な製造年、限定個数の明記などがあるかどうかを確認します。
第二に「本体の保存状態・付属品の完備」です。限定ZIPPOは、本体に加えて専用ボックス、証明書、保証書、付属パーツなどが揃っていることが望まれます。
第三に「デザイン・仕様の希少性」です。ウィンディモデルには、ブルーチタン仕上げや真鍮ベース、レーザー彫刻・エッチング刻印・限定ロゴ入りなど、多様な仕様があります。例えば、ブルーチタンボディーにウィンディのレーザー彫りという仕様も確認されています。 こうした仕様が明確にどのモデルであるか把握できることが、査定において重要です。
第四に「市場性と流通量」です。限定版ZIPPOの中でもウィンディシリーズは長年にわたりコレクター市場で人気が高く、「Windy ジッポー 限定版」「ZIPPO Windy シリアルナンバー」などの検索キーワードで出品例が一定数見受けられます。そのため、限定版という文言の有無、国内外での流通実績、保存状態が整っているかどうかが、買取時の判断材料となります。
 

【絵画・油彩画】横堀角次郎 「シクラメン」

2026.03.24

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。
このたび福井県のお客様より横堀角次郎の油彩画「シクラメン」をお買取りいたしました。

 

〇大正・昭和期を代表する洋画家
横堀角次郎(1897-1978年)は、明治30年に群馬県勢多郡大胡町で生まれ、大正から昭和期にかけて活躍した日本の洋画家です。岸田劉生に師事し、草土社の創立に参加したことで知られています。

 

〇草土社から春陽会へ – 画家としての軌跡
横堀角次郎は東京・芝の正則中学で椿貞雄と同窓となり、油彩画を始めました。1915年に岸田劉生の草土社創立に参加し、劉生の強い影響を受けながら「草土社風」と呼ばれる細密描写による写実的な風景画や静物画を制作しました。
1923年の春陽会第1回展では「鵠沼風景」「静物」で春陽会賞を受賞し、1930年には春陽会会員となりました。号は「木黄」で、油彩画のほか日本画(淡彩墨画)も制作しています。

 

〇代表作品と芸術的特徴
横堀角次郎の代表作には、郷里の赤城山を描いた一連の作品や「東大三四郎池」などがあります。赤城山の田園風景や三四郎池は、長年にわたって繰り返し制作されたモチーフです。

 

〇買取市場での評価
買取査定では、作家印や署名の有無、キャンバスの状態、額装の有無が重要なポイントとなります。

【急須】吉川壺堂「常滑焼 茶注揃」

2026.03.23

こんにちは、ひるねこ堂松ケ丘町店です。
このたび東京都のお客様より吉川壺堂「常滑焼 茶注揃」をお買取りいたしました。

 

〇常滑焼伝統工芸士「吉川壺堂」
吉川壺堂(よしかわ こどう)は、1947年生まれの常滑焼伝統工芸士で、陶号は壷堂として知られています。加飾部門の認定を受けた名工で、急須や茶器の制作を専門としています。精密な彫刻技術で高い評価を得ており、特に吉川雪堂との共同制作による作品は国内外のコレクターから絶大な支持を受けています。

 

〇茶注揃の特徴と技術
吉川壺堂の茶注揃は、常滑焼特有の朱泥を使用した煎茶器セットです。吉川雪堂が急須製作を担当し、吉川壺堂が彫刻を担当する分業体制により、機能性と芸術性を兼ね備えた逸品が生み出されています。
茶注(急須)、湯冷まし、茶碗などで構成される茶注揃は、統一された朱泥の美しい色調と、壺堂による繊細な彫刻装飾が特徴です。百合の精密な彫刻が施された作品など、自然をモチーフにした装飾が多く見られます。

 

〇常滑焼の伝統技法
常滑焼は愛知県常滑市を中心とした日本六古窯の一つで、朱泥と呼ばれる赤茶色に焼き上げる急須が代表的です。吉川壺堂の作品は、この伝統技法を継承しながらも独自の彫刻技術を加えた芸術品として評価されています。

 

〇買取市場での評価
吉川壺堂の常滑焼茶注揃は、伝統工芸士の作品として中古市場でも高い評価を受けています。
買取査定では、共箱や作家印の有無、彫刻の状態、欠けやひび割れの有無、セットの完全性が重要なポイントとなります。特に雪堂との共同制作作品や精密彫刻が施された作品は高評価となる傾向があります。

【和装小物】珊瑚帯留 鳳凰彫刻

2026.03.21

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび埼玉県のお客様より珊瑚の帯留をお買取りいたしました。

 

珊瑚(さんご)とは、深海に生息する花虫綱に属する生物由来の宝飾素材であり、長らく和装小物・帯留などの装飾品に用いられてきました。たとえば、正倉院所蔵の宝物の中にも珊瑚を使用した宝飾品が確認されています。
本件「珊瑚 鳳凰彫刻」の帯留は彫刻された鳳凰文様が意匠的に際立つお品です。鳳凰は古来、吉祥の霊鳥として装飾に用いられ、その文様は美術・工芸において格別の位置を占めています。そのため、帯留としての保存状態や彫刻の精緻さ・素材としての珊瑚の色味・質感といった評価項目が、査定において重要な役割を果たします。

 

当店における査定では、以下の点を特に重視いたしました。
一つ目は「珊瑚の素材・色味・質地」です。深海珊瑚や血赤珊瑚など、色味・鮮やかさ・欠点の少なさが評価を左右します。また、珊瑚特有の層理や天然のキズ・色むらの有無も確認対象となります。
二つ目は「彫刻意匠の完成度」です。彫刻がどれだけ精巧であるか、彫りのライン・立体感・残存状態(欠損・摩耗の有無)を細かくチェックいたしました。
三つ目は「帯留めとしての付属構成・金具の状態」です。帯留め金具(K18などの金種)の腐食・変形、掛け環・裏面金具の状態、箱・共布・保証書など付属品の有無が査定においてプラス材料となります。
四つ目は「使用・保管状態」です。使用による擦れ・帯からの着脱による金具の摩耗・漆仕上げや珊瑚表面の変色・カケ・ヒビなどの有無を見ます。

 

 

【ソフビ・フィギュア】ソフビ人形「アイアンキング」

2026.03.20

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび青森県のお客様よりソフビ人形「アイアンキング」をお買取りいたしました。

 

1972年から放映された特撮テレビ番組「アイアンキング」は、ロボット・特撮ヒーローの系譜の中でも、昭和レトロ趣味志向のコレクターに根強い人気を集める作品の一つです。当時作られたフィギュア・ソフビ人形は、その番組終了から年数を重ね、現在では“当時物ソフビ”として希少性が高まっております。実際、オークションサイトでは当該モデルの落札例も多数確認されており、「タカトク アイアンキング ソフビ 当時物」というキーワードで検索されることが多くなっています。 また、状態・付属品・仕様によって価値の幅が出ることもうかがえます。

 

今回買取したソフビ人形を査定するにあたり、当店では主に以下のポイントを重視いたしました。
製造元・刻印・仕様:タカトクトイス製であること、シリーズ仕様および当時物である旨の表示・刻印の有無を確認しました。製造元明記や当時仕様再現が明らかなものは、コレクター評価が高くなります。
保存状態および外観:本体の変色、塩化ビニールの劣化、塗装剥がれ、擦り傷、変形等がないかをチェックしました。特に昭和期のソフビは素材劣化が進みやすいため、保存環境や保管履歴が査定において重要な要素です。
付属品および元箱の有無:元箱・ヘッダー(パッケージ上部のカード形状)・説明書・ビニール包装等の付属品があれば、さらに評価が上がります。特に未開封または極少使用状態の個体は、希少性が高くなる傾向があります。実際に「アイアンキング 未開封 希少スケルトン」などの出品例も散見されます。
市場性・希少度:当該シリーズ・形式がどれほど流通量が限られ、コレクター需要があるかを踏まえます。

 

 

買取実績

カテゴリー

アーカイブ

お電話での査定は0120-510-410まで