TOP > 【錫製品】能作 金箔片口

買取実績

【錫製品】能作 金箔片口

2026.07.24

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。
このたび兵庫県のお客様より能作の金箔片口をお買取りいたしました。

 

江戸時代初期から「高岡銅器」として栄えた富山県高岡。その伝統の地に1916年に創業した株式会社能作は、受け継がれる鋳造技術を礎に、現代の暮らしに息づく器や風鈴、茶道具を生み出してきました。
能作の金箔片口は、内側に金箔を貼った華やかな印象の片口です。金沢を代表する伝統工芸品、金箔とコラボレーションしました。艶やかな金箔がより一層日本酒をひきたてます。富山県高岡の鋳造技術と石川県金沢の金箔技術、二つの伝統工芸の融合により生まれた逸品です。

 

錫は古来より、「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属です。一旦片口に注ぐことでお酒の雑味が抜け、一層美味しくお酒をお楽しみいただけます。
能作の錫製品は純度100%にこだわり、他の金属を一切含みません。また、熱伝導率が良いため、冷酒などにもおすすめです。特に大吟醸酒のような繊細な香りと味わいを持つ日本酒に適しており、金箔の華やかさが特別な日の晩酌を演出します。

 

錫100%のためやわらかく機械作業に向かないため、一つ一つ職人の手で仕上げられた片口は、金沢の職人の手によりまた一枚一枚金箔を貼ることで完成します。やわらかく手になじみ、どこか温もりを感じる錫の片口として、使うほどに愛着が増す器です。

 

【ライター】ダンヒル ガスライター ローラー式

2026.07.21

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。
このたび青森県のお客様よりダンヒル製のライターをお買取りいたしました。

 

ダンヒル(Alfred Dunhill)は1893年にロンドンで創業した英国を代表するラグジュアリーブランドです。創業当初は馬具製造からスタートし、自動車時代の到来とともに喫煙具の製造へと事業を拡大しました。現在、英国のクラフツマンシップとデザインを象徴するダンヒルは、英国をリードするメンズのラグジュアリーメゾンとして世界中で高い評価を得ています。
ローラーガスライターは、ダンヒルを代表するライターシリーズです。真鍮にゴールドプレートを施した本体に、精密なローラー式の着火機構を搭載しています。
本体上部のローラーを親指で回転させることで火花が発生し、ガスに着火する仕組みです。この独特の着火方式は、ダンヒルライターのアイコニックなデザインとして長年愛されています。

 

今回お買取りしたライターは、ゴールドカラーのローラーガスライターです。
本体は真鍮製で、表面には美しいゴールドプレート加工が施されています。バーレイ柄がモチーフのローラーガスライターは、ラグジュアリーの真髄です。ゴールドコーティングを施した真鍮を使用し、スイスで精密に作られたこのライターは、洗練されたデザインと耐久性を備えていますという説明の通り、細部まで丁寧に仕上げられた逸品です。

 

【画帳】 楊洲周延「安津末風俗」 版元楊洲周延画舗・松木平吉

2026.06.16

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび神奈川県のお客様より楊洲周延の「安津末風俗」をお買取りいたしました。

 

楊洲周延(ようしゅう ちかのぶ、1838(天保9)年-1912(大正元)年)は、江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師です。作画期は幕末動乱期の混乱を挟みつつも文久頃から1907(明治40)年頃までの約45年に及び、美画に優れ3枚続の風俗画を得意としています。
1838(天保9)年、高田藩(現・新潟県上越市)江戸詰の藩士・橋本直恕の嫡男として誕生した楊洲周延は、若き日より歌川国芳や三代歌川豊国、豊原国周ら歌川派の絵師に師事し、画技を身につけました。しかし幕末の戊辰戦争では、江戸の高田藩士で結成された神木隊として上野戦争に参戦。榎本武揚ら率いる旧幕府軍に加わり箱館戦争を戦うといった激動のときを過ごします。

 

「あづま風俗」は、楊洲周延が明治時代に制作した美人風俗画シリーズです。「東風俗」とも表記され、大黒屋が版元を務めました。大判錦絵の3枚続で構成される華やかな作品群で、明治期の江戸(東京)の女性たちの暮らしや風俗を生き生きと描き出しています。
周延が生涯を通して最も力を注いだのは宮廷官女、大奥風俗を含む美人風俗であり、時代を反映した優れた作品群があったと評価されています。文明開化による洋装の流入と江戸情緒が混在する明治の風俗を、繊細な筆致で捉えた貴重な記録でもあります。
周延が本格的に絵師としての活動を開始したのは40歳となる明治10年頃でした。優美な美人画から躍動感ある役者絵、戦争絵、歴史画、時事画題まで、まさに「明治」という時代を描き尽くします。

 

【記念章】中華民国 金色奨章 萬寳新製

2026.06.15

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび群馬県のお客様より中華民国の記念章をお買取りいたしました。

 

中華民国(1912-1949年)では1933年に勲章制度が制定され、采玉大勲章と采玉勲章が設けられました。采玉勲章には色で分かれた9つの等級が存在するなど、公的な勲章制度が整備されました。1941年には采玉勲章の他に中山勲章、卿雲勲章、景雲勲章が制定されています。

 

中華民国時期の記念章の素材は、金属製の本体に七宝焼き(エナメル)による彩色を施したものが主流です。七宝焼きは、ガラス質の釉薬を金属の表面に焼き付ける伝統的な装飾技法で、青(瑠璃色)、赤(朱色)、白、緑、金色などの鮮やかな色彩が特徴です。
勲章本体は銀製または銅製が多く、表面には細かな装飾が施されています。中心部には中華民国の国章や「壽」の文字、周囲には光芒を表す放射状のデザインや、桜・菊・蘭などの花卉文様が配されます。
綬(リボン)は絹製で、勲章の等級や種類によって色や縞模様が異なります。公的勲章では厳格な規定がありましたが、私的記念章では青と黄色、または青と白の組み合わせが一般的でした。

 

公的な勲章とは別に、中華民国時期には私的に製作される記念章も数多く存在しました。特に賀寿記念章(長寿祝いの記念メダル)は、個人や家族、団体が長寿の祝賀や功績を称えるために製作した記念品です。
これらの私的記念章は、「萬寶新製」などの製作者や製作会社の銘が刻まれることが多く、中央には「壽」(寿)の文字があしらわれています。デザインには桜の花や菊の花などの吉祥文様が用いられ、青・赤・白などの色鮮やかな七宝焼き装飾が施されています。

 

今回お買取りした記念章も公的なものではなく私的なものと推定されます。
青地に銀色の文字で「中華民國」の銘、中央に「壽」(寿)と篆書体で描かれてます。その周りには中華民国の国花である梅花のモチーフが装飾されています。
裏面に押された刻印は「萬寶新製」とあり製造元を表しております。

 

【ブリキ玩具】怪獣 ジラース

2026.06.14

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。
このたび青森県のお客様より怪獣ジラースのブリキ玩具をお買取りいたしました。

 

ジラースは1966年放送の「ウルトラマン」に登場した襟巻怪獣です。ゴジラの着ぐるみに襟巻を付けて改造された怪獣として知られ、その特徴的な外見から多くのファンに愛されています。劇中でウルトラマンに襟巻を剥がされる印象的なシーンは、今なお語り継がれる名場面です。

 

ジラースのブリキ玩具の歴史は、日本の特撮玩具史において重要な位置を占めています。1964年にマルサンから販売された電動ブリキのゴジラに襟巻をつけ塗装を変更したものとして、ブルマァクから1971年頃に発売されました。
電動のゴジラの金型を流用したものなので、他の怪獣よりもサイズが大きく、唯一の電動歩行という特徴があり、当時としては画期的な玩具でした。リモコン操作により歩行するギミックは、子供たちを熱狂させました。

 

ブルマァクから発売された電動ブリキのジラースの箱絵はブルマァク全盛時代を彩った前村教綱によるもので、モノレールを襲うジラースの躍動感あふれるイラストが描かれており、パッケージデザインも魅力の一つです。
本体は電動歩行機能を備え、リモコンでコントロールできる仕様となっています。ブルマァク製の怪獣玩具の中でも、電動ブリキという特殊な仕様のため、現存数が少なく希少価値の高いアイテムとなっています。

 

【西洋美術】iittala イッタラ製 オイバ・トイッカデザイン  ルビーバード 

2026.06.12

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。
このたび新潟県のお客様よりイッタラのルビーバードをお買取りいたしました。

 

オイバ・トイッカ(1931ー2019)は、フィンランドの偉大なガラスデザイナーのひとりです。トイッカのキャリアは1950年代から始まりましたが、世界的に揺るぎない評価を得てきました。彼はこれまで、カイ・フランクデザインアワードやプリンス・ユージン・メダルをはじめ、名高いアワードをいくつか受賞しています。1993年には、フィンランドから芸術名誉教授の称号も与えられました。

 

バード バイ トイッカシリーズは1972年に誕生し、現在では300種類以上が存在します。
シリーズの一つで定番人気のルビーバードは美しく輝くラスター部分が特徴です。
全長約195mm、高さ約140mm、幅約100mmの存在感あるサイズで、深紅の透明ガラスにラスター加工が施された美しい仕上がりが魅力です。
手吹きガラスで作られているため、一つ一つ微妙に異なる表情を持ち、気泡や色の濃淡もそれぞれ異なります。これらは手作りの証であり、個体の個性として愛されています。後にクランベリーレッドに色が変更されたため、初期のレッド(ルビー)は特に希少価値が高いとされています。

 

ルビーバードは定番人気モデルとして、中古市場でも安定した需要があります。特に初期のレッドカラーや完品、元箱付きのものは高額査定の対象となります。
イッタラバードシリーズは限定品やアニュアルバードほど高値で取引される傾向にあり、コレクターズアイテムとして今後も安定した需要が見込まれます。

【陶磁器】陶葊「牡丹絵 鉢」

2026.05.26

こんにちは、ひるねこ堂尼崎店です。
このたび京都府のお客様より陶葊の「牡丹絵 鉢」をお買取りいたしました。

 

京焼・清水焼窯元・陶葊(陶あん)は、京都のなかでも最大規模の窯元で、大正11年、京都の東山泉涌寺で創業して以来、上質の原材料を使い、熟練した職人の手で作品を作り続けています。

 

陶あんの特徴のひとつが、色鮮やかな色絵付けの技術です。牡丹絵鉢は、京焼・清水焼の伝統的な絵付け技法により、華やかな牡丹の花が丁寧に描かれた作品です。牡丹は「花の王」「百花の王」とも称され、古くから富貴と繁栄の象徴として愛されてきました。
京都東山泉涌寺の工房で、熟練した職人が一つ一つ丹念に絵付けを施します。上質な原材料と伝統技法により生み出される発色の美しさは、陶あんならではの魅力です。大輪の牡丹を繊細な筆致で表現し、華やかでありながらも品格を感じさせる仕上がりとなっています。

 

陶あんの器は、美しさだけでなく実用性も重視されています。現代の暮らしに合わせて電子レンジや食洗機にも対応した製品が多く、日常使いしやすい配慮がなされています。牡丹絵鉢は、料理の盛り付けを華やかに演出する器としてはもちろん、飾り鉢としてもその存在感を発揮します。
京焼・清水焼の伝統を受け継ぎながら、現代の生活様式にも対応した陶あんの作品は、幅広い年齢層から支持されています。

 

【ブロンズ像】岡本太郎「太陽の塔 1970’ 日本万国博覧会」

2026.05.25

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび埼玉県のお客様より岡本太郎のブロンズ像「太陽の塔 1970’ 日本万国博覧会」をお買取りいたしました。

 

1970年に大阪府吹田市で開催された「日本万国博覧会」のテーマ館の一部として建造された「太陽の塔」は、芸術家・岡本太郎の代表作です。高さ約70メートル、未来を表す黄金の顔、現在を表す太陽の顔、過去を表す黒い太陽の3つの顔を持つこの巨大モニュメントは、半世紀以上経った現在も万博記念公園のシンボルとして君臨しています。

 

今回お買取りしたこのブロンズ製フィギュアは、当時、三菱電機のカラーテレビ「高雄」の購入者にノベルティとして配布されたものです。1970年前後の高度経済成長期、カラーテレビは家庭の憧れの家電製品でした。万博開催に合わせて、三菱電機は太陽の塔のブロンズ像を特典として用意し、購入者に配布しました。

 

高さは約33cmで重さは2kg以上あり、かなりどっしりとした造りで、製作は鋳物や銅器で有名な富山県高岡市で行われ、鉄を鋳込んだ物の表面にブロンズ加工を施したものとなっています。高岡市は400年以上の歴史を持つ鋳物の産地として知られており、高い技術力で製作されました。
実物の太陽の塔の3つの顔を忠実に再現しており、黄金の顔、正面の太陽の顔、背面の黒い太陽が細部まで作り込まれています。重厚感のあるブロンズ仕上げは、経年により独特の風合いが増し、ヴィンテージとしての魅力を高めています。

 

 

【陶磁器】FRANZ フランツ・コレクション バタフライシリーズ4点まとめ

2026.05.23

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび東京都のお客様よりフランツ・コレクションのバタフライシリーズ4点をお買取りいたしました。

 

フランツ(FRANZ)は、中国磁器1000年の歴史を継承しながら、新しい造形美に挑戦し続ける台湾のメーカーです。2002年創立のまだまだ新しいブランドでありながら、ニューヨーク国際ギフト展ではベストギフトコレクション大賞に輝き、国内外を問わず注目されています。
2002年にニューヨーク国際礼品店で最優秀賞に輝くという素晴らしい成績をおさめた蝶々のシリーズが、今回ご紹介する「バタフライ」コレクションです。

 

バタフライシリーズは、蝶と花と植物といった自然のモチーフをそのままの形状で陶磁器というフォーマットに落とし込む洗練された技術が魅力的です。優美で有機的な美しさが目を引き、ハンドメイドにより丹念に制作されています。蝶が花に舞い降りる瞬間を立体的に表現した独創的なデザインが特徴です。蝶々は台湾のシンボルとして、フランツの代表的なモチーフとなっています。
通常の陶磁器とは異なり、カップの取っ手部分や蓋のつまみに蝶の立体造形が施され、花や葉が器の表面から飛び出すような三次元的な装飾が施されています。彩色も繊細で、蝶の羽の透明感や花弁のグラデーションまで精密に再現されています。

 

【ソフビ・フィギュア】ソフビ人形 ポピー製「マジンガーZ」

2026.05.19

こんにちは、ひるねこ堂松ヶ丘店です。
このたび宮城県のお客様よりポピー製ソフビ人形「マジンガーZ」をお買取りいたしました。

 

マジンガーZは1972年から1974年にかけて放送された永井豪原作のロボットアニメで、スーパーロボットアニメの先駆けとなった伝説的作品です。主人公・兜甲児が操縦する巨大ロボットは、ロケットパンチやブレストファイヤーなどの必殺技で悪の組織と戦い、子供たちを熱狂させました。

 

ポピー(現バンダイ)は1974年、マジンガーZの玩具として超合金シリーズを発売し、大ヒットを記録しました。頭部はソフビ製、その他はダイキャスト製という超合金が特に有名ですが、同時期にソフビ製のマジンガーZも製造販売されていました。
ソフビ版マジンガーZは、スタンダードサイズ(約15センチ前後)で展開され、超合金と比べてより手頃な価格で購入できる玩具として人気を博しました。当時の子供たちにとって、超合金が高嶺の花だった場合、ソフビ版が手に入れやすい選択肢となっていました。

 

ポピー製のマジンガーZソフビは、アニメの設定に忠実な造形が特徴です。全身が柔らかいソフトビニール素材で作られており、落としても壊れにくい耐久性を備えていました。
塗装は手作業による部分も多く、個体差がありますが、それが当時物の味わいとなっています。

 

ポピー製マジンガーZには当時物(1970年代製造)と、後年の復刻版が存在します。当時物は経年による塗装の退色や素材の劣化が見られますが、それがヴィンテージとしての価値を高めています。
復刻版は塗装が鮮やかで状態が良好ですが、底面の刻印や製造年の表記で判別できます。コレクターの間では、やはり当時物のオリジナル品が高く評価されています。

 

 

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