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【銅製品】定塚義正 製銅花瓶

参考買取価格 5,000円

こんにちは、ひるねこ堂大阪店です。
このたび福井県のお客様より定塚義正の製銅花瓶をお買取りいたしました。

 

定塚義正(初代)は1862年に生まれ、1939年に没した高岡銅器を代表する金工職人です。高岡市美術館に所蔵されている鋳金作品をはじめ、複数の作品が歴史的価値を認められています。

 

高岡銅器の起源はおよそ400年前に遡ります。当時の加賀藩主、前田利長が高岡城を築城するのに伴って、城下町の繁栄を図り、1611年、砺波郡西部金屋村から7人の鋳造師を現在の高岡市金屋町へ呼び寄せ、鋳物工場を開設しました。

 

江戸中期に入り生活・文化の向上に伴って、唐金(青銅)鋳物の需要が増加しました。とりわけ仏具は寺社仏閣に限らず一般家庭でも広く求められ、高岡銅器がより普及していきました。明治・大正期に入ると、高岡銅器は美術品としても全国的に台頭していきます。高岡の花器や置物などは贈り物としても重宝され、大きく成長していきました。
定塚義正が活躍していた明治・大正・昭和初期は、高岡銅器が美術工芸品として最も高く評価された時期でした。

 

今回お買取りした花瓶は、鶴を足として立体的に彫刻した見事な銅製花瓶です。高岡銅器の真髄は、「鋳造・彫金・着色」という位一体の技にあります。銅という素材の美しさを引き出すため、職人たちは土や蝋、和紙、植物など多彩な素材と技法を駆使し、金属とは思えない繊細さと深みを与えます。
鶴の翼を広げたデザインは、瓶を支えるスタンドとしての機能と、美術作品としての芸術性が完璧に融合しています。金色に輝く部分と、経年による自然な緑青(りょくしょう)の風合いは、定塚義正の高い技術力を物語っています。
銅製品が長年にわたり保管される過程で形成される緑青は、単なる経年劣化ではなく、作品の価値を高める要素です。この自然な色合いは、作品の年代を示す重要な証拠となり、鑑定において重視されます。

 

作家名: 定塚義正
ご依頼地域: 福井県大野市
買取方法: 出張買取

※買取価格については相場の変動により変化いたしますので上記の金額とならない可能性もございます。
※状態などにより金額は変動いたしますのでご了承くださいませ。

この作品の評価価格の理由

買取査定では、銅の状態(腐食、ひび割れの有無)、彫刻部分の完全性、機能としての使用可能性が重要なポイントです。元箱や購入時の証明書などがあれば、さらに高額査定につながります。
今回買取した花瓶は元箱などの付属品はありませんでしたが、花瓶の底面に「義正」と銘が入っており、作品の真正性が確認でき高評価につながりました。

ひるねこ堂で銅製品などの美術品・骨董品を高価買取りいたしております。 骨董品・美術品の高価買取、蔵整理・遺品整理なら「ひるねこ堂」にお任せください。 お客様のご連絡を心よりお待ちしております。

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