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PLATINUM/プラチナ鑑定・高価買取いたします。

1. PLATINUM/プラチナとは
PLATINUM(プラチナ万年筆)は、大正8年(1919年)に創業された日本を代表する万年筆メーカーです。創業者の中田俊一氏が岡山県で輸入万年筆の販売を始めたことからスタートし、1924年に東京・上野に「中屋製作所」を開業、1942年に現在の「プラチナ萬年筆株式会社」として設立されました。社名は「金属の王様」と呼ばれるプラチナに由来し、最高品質の筆記具を追求するという企業理念を体現しています。

プラチナ万年筆は、100年以上にわたり日本の筆記文化を支え続けてきた老舗ブランドとして、国内外で高い評価を獲得しています。特に世界で初めてカートリッジ式インクを実用化した「オネスト’60」(1957年発表)や、独自の「スリップシール機構」を開発するなど、革新的な技術開発により万年筆業界の発展に大きく貢献してきました。

現在では単なる筆記具を超え、日本の匠の技術と美意識が結晶化した芸術品として、コレクターや書道愛好家から絶大な支持を得ています。骨董品としての価値も年々高まっており、特に限定品や伝統工芸を取り入れたシリーズは、文化的遺産としても高く評価されています。

鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定

ひるねこ堂は、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたします。 なので、本来の価値をきちんと評価させていただくことが可能です。 また、ひるねこ堂では小川露水や蒔絵や螺鈿などのPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンを買取しております。 PLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンなどの査定・買取をお考えであれば、まず、ひるねこ堂へご相談ください。

PLATINUM/プラチナ「どこよりも高く買取り査定」致します!

「年末年始の大掃除でPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンが見つかったがその価値が分からない...」、「先祖からの遺品や、遺産相続でPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンの整理が必要になった...」、「PLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンとはどの様なものなのか分からないので持っていても仕方がない...」など、PLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンの買取り査定に悩みを抱えている方やPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンとはどの様なものか知りたい方のお役に立てます。さらに、ひるねこ堂では、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたしますので、PLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンの持つ本来の価値をきちんと評価いたします。また、ひるねこ堂では小川露水や蒔絵や螺鈿などのPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンを買取しております。PLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンなどの売却をお考えであれば、ぜひともご相談ください。

どんな状態であっても、一点から丁寧に買取査定致します!

古くより家、蔵や倉庫、物置などに眠ったままのPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンなどを一点一点丁寧に鑑定士が拝見・査定いたします。「少し傷や汚れがついてしまっている...」、「いつの時代に作られた物か分からない...」、「作家名が分からない...」などどんな状態のPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンでも品物の良し悪しに関係なく買取査定をいたします。もちろん、買取査定のみの場合でもよろこんでお受けいたします。また、その場合でも査定費・出張費はいただいておりません。お持ちの品物も知らないだけで実は想像以上に価値の高いものもありますので、一点からの査定でももちろん、数種類の品物や複数お持ちのPLATINUM/プラチナの万年筆/ボールペンがございましたら気軽にご相談ください。

当ページでは過去の買取事例からPLATINUM/プラチナの詳細まで細かく記載しております。
是非、最後のページまでお読みください。

ひるねこ堂について

PLATINUM/プラチナの買取実績

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種類や歴史

歴史の変遷
プラチナ万年筆の歴史は、日本の近代化とともに歩んできました。創業当初は輸入万年筆の販売から始まりましたが、1931年にカタログ郵送による通信販売で成功を収め、事業を拡大。戦後の1957年には業界初となるカートリッジインク方式の万年筆を実用化し、万年筆の普及に革命をもたらしました。

1966年には社名の由来となる加工困難なプラチナをペン先に用いた「プラチナ・プラチナ」を発表。1978年には作家の梅田晴夫氏(ミスター万年筆)と共同開発した「#3776」シリーズを発表し、これが現在まで続く代表的なモデルとなっています。富士山の標高3776メートルに由来するこの名前は、「日本一の万年筆を目指す」という想いが込められています。

主要シリーズと種類
#3776センチュリーシリーズ プラチナ万年筆の看板商品として君臨する#3776センチュリーは、2011年にフルモデルチェンジされ、画期的な「スリップシール機構」を搭載しています。この機構により、1年間以上使用しなくてもインクが乾燥せず、すぐに書き出せるという驚異的な性能を実現。セルロイド、レジン、金属軸など多彩なバリエーションが展開されています。

出雲シリーズ 創業者の出生地である島根県出雲市の伝統工芸とのコラボレーションで生まれたシリーズです。「出雲鉄刀木」「出雲屋久杉」「溜塗り」「最高級加賀蒔絵」など、日本の職人技が結集した逸品群。特に蒔絵モデルは販売価格60万円を超える最高級品として知られています。

セルロイドシリーズ プラチナ万年筆独自の製法により、柄の切れ目なく均一に仕上げられたセルロイド万年筆は、幻想的な美しさで多くのファンを魅了しています。色と色が複雑に交じり合う独特のビジュアルは、一度見たら忘れられない印象を残します。

プレジデントシリーズ ふっくらとしたボディに硬めのペン先を組み合わせた、伝統的なデザインを継承するシリーズ。100年以上の歴史の中で培われた「書くことへのこだわり」が凝縮された、クラシカルな佇まいが特徴です。

キュリダスシリーズ 従来の万年筆の常識を覆すノック式万年筆として2018年に登場。瞬間筆記が可能で、アイディアを逃さない革新的な機構が話題となりました。

鑑賞ポイント

プラチナ万年筆の鑑賞において重要なポイントは、その精緻な造作と素材の美しさです。まず注目すべきはペン先の仕上げです。18金や14金を使用したペン先には、富士山をイメージした2本のラインが刻まれており、これがプラチナ万年筆の証とも言える特徴です。ペン先の研ぎ具合や金の純度、刻印の美しさは、その万年筆の価値を決める重要な要素となります。

軸材の美しさも見逃せません。セルロイドモデルでは、独特の色彩の重なりが生み出す幻想的な模様が鑑賞ポイントです。出雲シリーズの木材使用モデルでは、木目の美しさと加工の精密さが評価の対象となります。鉄刀木(タガヤサン)や屋久杉など、希少な木材を使用したモデルは特に価値が高く、経年による色合いの変化も楽しめます。

蒔絵や象嵌技術を施したモデルでは、日本の伝統工芸の技術レベルを確認することが重要です。金粉の散り方、絵柄の繊細さ、全体のバランスなど、熟練した職人でなければ表現できない技術の粋が込められています。

キャップと胴軸の合わせの精度や、クリップの仕上げも重要な鑑賞ポイントです。プラチナ万年筆は細部に至るまで妥協のない作りが特徴で、キャップの開閉感やクリップのバネ感なども、品質の高さを示す指標となります。

また、付属品の充実度も価値判断の材料です。専用の桐箱、保証書、説明書、インクなどの付属品が揃っているかどうかで、コレクションとしての完成度が大きく変わります。

査定ポイント

プラチナ万年筆の査定において最も重要なのは、モデルの希少性と人気度です。#3776センチュリー、出雲シリーズ、限定品などは特に高い評価を受けます。限定品については生産本数や発売年、完売までの期間なども査定額に大きく影響します。

保存状態は査定額を左右する決定的要因です。ペン先の傷や変形、軸材の劣化、金属部分の錆や変色、キャップやクリップの破損などは大幅な減額対象となります。逆に新品同様の状態を保っているものは、購入価格に近い高値が期待できます。特にセルロイドモデルでは、ひび割れやくすみの有無が重要な査定ポイントとなります。

付属品の完備状況も査定に大きく影響します。元箱、保証書、説明書、専用ケース、替芯、インク、清掃用具など、購入時の状態にどれだけ近いかが評価の基準となります。出雲シリーズの桐箱や、限定品の特別パッケージなどは、本体価値の30%以上を占める場合もあります。

ペン先の状態は特に重要で、18金や14金の刻印が明確に読み取れるか、摩耗や損傷がないか、インクの詰まりがないかなどが詳細にチェックされます。また、正常に筆記できる状態であることも必須条件です。

製造年代の特定も査定には欠かせません。初期モデル、復刻版、記念モデルなどは希少価値が高く、製造番号や刻印から正確な年代を特定することで適正な査定が可能となります。

市場での取引実績も査定の重要な参考資料です。オークションサイトでの落札価格、買取専門店での実績価格、コレクター間での取引価格などを総合的に判断し、現在の市場価値を算定します。

特に蒔絵モデルや伝統工芸品については、技法の正確性、使用材料の品質、作家の知名度なども査定要素として加味されます。これらの要素を総合的に評価することで、プラチナ万年筆の真の価値を見極めることができるのです。

プラチナ万年筆は単なる筆記具を超えた芸術品として、今後もその価値を高め続けていくことでしょう。適切な保管と手入れを行うことで、文化的価値の高いコレクションアイテムとして、次世代へと受け継がれていく貴重な骨董品なのです。

当社をご利用されたお客様

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。

お客様のコメント

3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。

担当鑑定士からのコメント

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。

お客様のコメント

引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。

担当鑑定士からのコメント

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。

お電話での査定は0120-510-410まで