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PARKER/パーカーとは
PARKER(パーカー)は、世界最高峰の筆記具ブランドとして130年を超える歴史を誇る英国王室御用達の高級万年筆メーカーです。1888年にジョージ・サッフォード・パーカーが創業したこの伝統あるブランドは、単なる筆記具を超越した芸術品としての価値を持ち続けています。
骨董品としてのパーカー万年筆の魅力は、その希少性と歴史的価値にあります。特に初期モデルや限定版、記念モデルなどは、コレクターの間で非常に高い評価を受けており、時代を経るごとにその価値は増大する傾向にあります。パーカーの万年筆は、美しいデザインと優れた機能性を両立させた工芸品として、世界中の愛好家から熱烈な支持を集めています。
ブランドのアイコンでもある矢羽根型クリップは、「志を抱く人々の道しるべでありたい」という創業者の想いを象徴しており、所有者に特別な存在感をもたらします。1962年にイギリスのエリザベス女王からロイヤルワラントの称号を授かり、イギリス王室御用達の栄誉を得たことで、その品質と格式の高さが世界的に認められました。現在でも「世界で最も愛されるペン」として、筆記具愛好家のみならず、歴史愛好家や骨董コレクターからも絶大な信頼を寄せられています。
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古くより家、蔵や倉庫、物置などに眠ったままのPARKER/パーカーの万年筆などを一点一点丁寧に鑑定士が拝見・査定いたします。「少し傷や汚れがついてしまっている...」、「いつの時代に作られた物か分からない...」、「作家名が分からない...」などどんな状態のPARKER/パーカーの万年筆でも品物の良し悪しに関係なく買取査定をいたします。もちろん、買取査定のみの場合でもよろこんでお受けいたします。また、その場合でも査定費・出張費はいただいておりません。お持ちの品物も知らないだけで実は想像以上に価値の高いものもありますので、一点からの査定でももちろん、数種類の品物や複数お持ちのPARKER/パーカーの万年筆がございましたら気軽にご相談ください。
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パーカーの歴史は筆記具革新の歴史そのものです。1888年「ラッキー・カーブ・ペン」と名付けられた万年筆を販売したことが、世界的な筆記具メーカーとなるパーカーのはじまりでした。創業者ジョージ・サッフォード・パーカーは元々電信技師でしたが、当時の万年筆の最大の問題であったインク漏れの解決に情熱を注ぎ、1894年には、漏れを防止する先駆的なインク供給システム「ラッキー・カーブ」を発明して特許を取得しました。
パーカーの代表的なモデルは時代とともに進化を遂げてきました。1921年に発表された「デュオフォールド」は、発表当時は万年筆といえば黒でしたが、デュオフォールドは目を引くオレンジ色。世界中のパーカーファンから「ビッグレッド」という名前で呼ばれました。このモデルは現在でもパーカーの最高峰として位置付けられ、骨董品市場でも極めて高い価値を持っています。
1941年に登場した「パーカー51」は革命的なデザインで筆記具業界に衝撃を与えました。戦闘機をモチーフにして作られたとも言われているこの名作は、1940年代に圧倒的な販売本数から「世界で最も愛されるペン」との呼び声も高いモデルとなり、ドワイト・D・アイゼンハワー元帥が第二次世界大戦における降伏文章での署名に使用したことでも歴史に名を残しています。
その他にも「ソネット」シリーズは実用性と美しさを兼ね備えた中価格帯の人気モデルとして、また近年では革新的な「パーカー5th」や「インジェニュイティ」といった次世代筆記具も開発されており、伝統と革新を見事に融合させ続けています。各時代のモデルは、その時代背景や技術進歩を反映した独特の特徴を持ち、コレクションアイテムとしての魅力を高めています。
パーカー万年筆の鑑賞において最も重要なポイントは、その卓越したクラフトマンシップと時代を超越したデザイン美にあります。最高級モデルのデュオフォールドでは、18金の延べ板を切り抜いて作るペン先を、胡桃のチップで56時間かけて磨き上げる伝統の技法で製作されており、この手作業による仕上げが生み出す独特の輝きと書き心地は、機械生産では決して再現できない芸術的価値を持っています。
デザイン面では、パーカー独特の流線型シルエットと矢羽根クリップの美しさが挙げられます。特にアールデコ調のデザインを取り入れた初期のデュオフォールドや、未来的な流線形が印象的なパーカー51などは、当時の時代精神を色濃く反映した傑作として評価されています。カラーリングについても、従来の黒一色だった万年筆界に鮮やかなオレンジ色を持ち込んだ革新性や、各時代の美意識を反映した洗練された色彩選択は、鑑賞者の心を魅了し続けています。
材質面では、貴金属を贅沢に使用したモデルの重厚感と輝き、アクリル樹脂製ボディの美しい透明感や模様の奥行き、エボナイト製の深みのある光沢など、使用素材によって全く異なる美的表現を楽しむことができます。特に限定版や記念モデルでは、伝統的な蒔絵技法や彫金技術、エナメル加工などの装飾技法が施されたものもあり、これらは筆記具の枠を超えた工芸品としての価値を有しています。
また、パーカー万年筆の機構的な美しさも見逃せません。精密に設計されたインク供給システムや、ペン先と軸の絶妙なバランス、キャップの嵌合具合など、機能美という観点からも深い鑑賞価値を持っています。これらの要素が調和して生み出される総合的な美しさこそが、パーカー万年筆の真の魅力といえるでしょう。
パーカー万年筆の査定において最も重視される要素は、モデルの希少性と保存状態です。デュオフォールドの「創立記念モデル」や「リミテッドエディション」は特に高く買取されています。
査定額を左右する重要な要因として、付属品の完備性が挙げられます。保証書やパッケージ・替えインクなどの付属品を揃えておくこと、手あかやインクなどの汚れを落とし、きれいにしておくことは査定額アップにつながるため、オリジナルボックス、保証書、説明書、インクカートリッジなどが揃っている場合は査定額向上が期待できます。
ペン先の状態は査定において極めて重要な要素です。金製ペン先の場合は、その含有率(14K、18K等)によって基本価値が決まり、さらにペン先の摩耗具合や変形の有無、インクフロー性能などが詳細にチェックされます。万年筆は筆記用具なので書けるかどうかということも査定に大きく影響を与えるため、正常な筆記機能を維持していることが高額査定の前提条件となります。
記念モデルや限定版の場合は、製造番号や証明書の有無が査定額に大きく影響します。外観の美しさだけでなく、ボディやキャップに刻印された製造情報から、その万年筆の価値を正確に判断することが専門査定士の重要な技能となっています。
骨董品として価値のあるパーカー万年筆を適正に評価してもらうためには、筆記具を専門的な鑑定眼で査定できるプロの買取業者に依頼することが不可欠です。一般的なリサイクルショップでは見落とされがちな歴史的価値や希少性を、経験豊富な専門鑑定士なら適切に評価し、真の価値に見合った査定額を提示することができるのです。

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
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弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。
この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。
引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
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お客様のコメント
3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。