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WATERMAN/ウォーターマン鑑定・高価買取いたします。

WATERMAN/ウォーターマン
現代万年筆の祖として世界的に知られるWATERMAN(ウォーターマン)は、1883年にルイス・エドソン・ウォーターマンによって創業されたフランスの筆記具ブランドです。世界で初めて毛細管現象を利用したペン先を開発し、それを万年筆に取り入れたメーカーとして、万年筆業界に革命をもたらしました。

ウォーターマンの万年筆は「ライティング・ジュエリー(宝石のような筆記具)」と称され、フレンチエレガンスを体現した洗練されたデザインと優れた機能性で多くの愛好家に愛用されています。保険外交員であった創業者が、インクの漏れが原因で大口契約を逃した苦い経験から、インク漏れのない万年筆の開発に挑んだという誕生秘話は有名で、現在でもその革新的な精神は受け継がれています。

フランス・ナントの工場で熟練職人が一つひとつ手作業で組み立てる万年筆は、どのペン先も流れるように滑らかな書き心地を実現し、最高の品質を保証しています。細部にまで品質の妥協を許さず、絶えず高級筆記具の無限の可能性を追求するウォーターマンの姿勢は、130年以上にわたって受け継がれてきた伝統です。

現在では万年筆だけでなく、ボールペン、ローラーボール、メカニカルペンシルなど幅広い筆記具を展開し、世界70か国以上で愛用されています。パリのエスプリを感じさせる独創的な色彩と流れるようなフォルム、職人技によって生み出される繊細なメタルの輝きが、ウォーターマンを筆記具界の宝石として君臨させ続けています。

その希少価値と芸術性から、ウォーターマンの万年筆は単なる筆記具を超えた存在として、コレクターや愛好家の間で高い評価を受けており、特に限定モデルやビンテージアイテムは中古市場でも高い価値が保たれています。

鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定

ひるねこ堂は、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたします。 なので、本来の価値をきちんと評価させていただくことが可能です。 また、ひるねこ堂ではセレニテやIDEALなどのWATERMAN/ウォーターマンの万年筆を買取しております。 WATERMAN/ウォーターマンの万年筆などの査定・買取をお考えであれば、まず、ひるねこ堂へご相談ください。

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当ページでは過去の買取事例からWATERMAN/ウォーターマンの詳細まで細かく記載しております。
是非、最後のページまでお読みください。

ひるねこ堂について

WATERMAN/ウォーターマンの買取実績

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種類や歴史

革新的な創業期と技術の発展
ウォーターマンの歴史は1883年、ルイス・エドソン・ウォーターマンがニューヨークで保険外交員をしていた時代から始まります。ある大口契約の調印式で、彼が用意した新品のペンからインクが漏れ、重要な契約書を汚してしまいました。新しい契約書を持参した時には、既にライバル会社と契約が成立していたという苦い経験が、革新的な万年筆開発の原動力となったのです。

この経験をもとにルイスが開発したのが、毛細管現象を応用した「スリー フィッシャー フィード」システムでした。1883年に発売された第1号製品「ザ・レギュラー」は、ペンの使用中にインクが過剰に供給されることを防ぐ画期的なメカニズムを搭載していました。この技術は後に万年筆の常識となり、万年筆業界に革命を起こしました。

フランスへの移転と発展
1926年にJIFウォーターマン社は、パリに本拠地を移し、1954年には、アメリカにあったすべての工場をフランスに移管しました。1970年には著名なインダストリアルデザイナーのアラン・カレを専属デザイナーに起用し、現在でもデザインにかけてはパリの粋を感じさせる洗練されたモデルが多く、書くジュエリーとして魅せることも堪能させます。

革新的な技術開発の歴史
ウォーターマンは万年筆の基礎技術を次々と発明してきました。世界初のクリップ付きキャップを開発し、現在「オープンウィンドウクリップ」と呼ばれる真ん中が空いた特徴的なクリップには、挟んだ時にスーツ生地が見えるようにデザイン性も施しました。また、交換可能なカートリッジインクシステムも世界で初めて開発し、インク補充が便利になり万年筆をより身近な筆記具へと進化させました。

代表的なシリーズの変遷
カレンシリーズ
フランス語で「船」という意味を持つ「カレン」は、ウォーターマンの万年筆の中で最も人気の高い代表的なシリーズです。大海原を行く船のように美しく繊細な流線型のフォルムは手にもなじみやすく、重量感があるので長時間書き続けても疲れにくいのが特徴。海面をすべりゆく船の船首をイメージしてデザインされた、のびやかなシルエット。首軸とゆるやかなカーブでつながったペン先が最大の特徴で、道具としてのペンを超える美しさを帯びています。

エキスパートシリーズ
ダイナミックなデザインと丸みのあるゆったりとした美しいフォルムが魅力的なビジネススタイルのペンとして1987年に発表された「エキスパート」。存在感のある太めのボディと、黒やシルバーを用いた正統派なデザインでビジネスパーソンを中心に人気を集める不朽の名作です。

メトロポリタンシリーズ
1994年に発売された「メトロポリタン」は、卓越の技巧と究極のエレガンスが融合したデザインが特徴。生粋のパリジャンを彷彿とさせる、すっきりとした細身のデザインで、ウォーターマンの世界への第一歩におすすめのシリーズです。

セレニテシリーズ
1958年に独創的なフォルムの「ウォーターマン・セレニテ」を発表。垂直に立つ構造、アーティスティックな曲線造形美をペンに取り入れ、新たな世界を切り拓いた革新的なデザインのシリーズです。

エクセプションシリーズ
独創的なスクウェアシェイプで個性が際立つエクセプション。ペンの本体にあしらわれた深みのある4層のラッカーが、手に心地よい質感をもたらします。また、巧みなバヨネットシステムによって、スクエアの形を描く胴体とキャップのラインが常に一致するユニークなデザインです。

歴史的なマイルストーン
1983年「ウォーターマン」創業100年となるこの年にマスターピースとなるル マン 100を製作。このペンは、その後の高級筆記具のお手本となっていきました。1999年には著名な古典派バレエダンサーのシルヴィ・ギエムとコラボレーションした「ギエム」コレクションを発表するなど、芸術とファッションの融合を追求し続けています。
現在ではフランス最大級の筆記具ブランドとして確固たる地位を築き、130年以上にわたるブランドの歴史は、ラグジュアリーな高級筆記具の世界的なシンボルとしての地位を確立してきました。

鑑賞ポイント

フレンチエレガンスが息づくデザイン美
ウォーターマンの万年筆を鑑賞する際の最大の魅力は、パリジャンエレガンスを体現した洗練されたデザインです。彼らのものづくりのインスピレーションの源は「パリの街」。芸術文化、街並み、自然、あらゆるものに「美」が息づく都市で育まれた感性が、ペンづくりにも継承されています。

時にはそのペンづくりに、宝飾産業が盛んなフランスらしくジュエリー製作に使用する技術を応用したり、オートクチュールのドレスから発想を得ることもありました。シンプルでありながら独創的、気品と高級感のあるシルエットと色づかいで細部に施された装飾はジュエリーのように繊細です。

カレンの船首を思わせる流線型美
特にカレンシリーズでは、まるで海面を滑るように突き進むクルーザーの船首や、波を分けて進むヨットのはためく帆を思わせるダイナミックな流線型のボディが見どころです。なだらかな一直線のカーブを描くような首軸からペン先にかけてのラインはとても見事で、特に万年筆は一段と美しく、一瞬それが万年筆であることを忘れてしまうほどの完成度です。

独創的なペン先デザイン
カレンの最大の特徴である三日月型の象嵌式18Kペン先は、他に類を見ない独創的なデザインです。首軸とゆるやかなカーブでつながったペン先の構造は、機能性と美しさを見事に両立させており、ウォーターマンの技術力の高さを物語っています。このユニークな形状のペン先は、胴軸とガッチリ一体化した構造により、安定した筆記感を生み出します。

オープンウィンドウクリップの美学
ウォーターマンの特徴的なオープンウィンドウクリップは、単なる実用性だけでなく美的な配慮も施されています。クリップの真ん中が空いたデザインは、スーツのポケットに挿した際に生地が見えるよう計算されており、ファッション性も兼ね備えた革新的なアイデアです。

色彩への深いこだわり
ウォーターマンが初めて「ブルー」のインクを発売したのが1940年。このインクにインスパイアされたカラーは「ウォーターマン・ブルー」と呼ばれ、ブランドを象徴するカラーとなっています。流れる水のような穏やかさ、夢に満ちた青空のような美しいカラーが表現された「ブルーオブセッション コレクション」など、色彩に対する深いこだわりも鑑賞ポイントの一つです。

素材の贅沢な使い方
エクセプションシリーズに見られるような独創的なスクウェアシェイプのボディに施された深みのある4層のラッカー仕上げや、パトリシアンシリーズのオートクチュールのドレスから発想を得たデザインなど、贅沢な素材使いと高度な加工技術も見逃せません。

機能美としての完成度
ウォーターマンの万年筆は見た目の美しさだけでなく、機能美においても高い完成度を誇ります。完璧なバランス、隙の無い美しい佇まいには自信と余裕すら感じさせ、持つ人の個性やセンスを引き立たせる力を持っています。これらすべてが、ウォーターマンを単なる筆記具ではなく、自己表現のためのツールへと昇華させているのです。

査定ポイント

真贋の確認と年代判定
ウォーターマンの万年筆を査定する際の最重要ポイントは、真贋の確認です。130年以上の歴史を持つブランドであるため、年代によって仕様や特徴が大きく異なります。アメリカ時代とフランス時代、さらには各年代での細かな仕様変更を正確に把握することが適正な査定には不可欠です。

特に注意すべき点として、アメリカ法人が存在していた頃、同じく万年筆を扱う別のウォーターマン社(A.A.Waterman)がアメリカに存在していました。L.E.ウォーターマンとは全くの別会社であり、一部万年筆には「Not connected with L.E.WATERMAN co.」と刻印が入っているため、この判別が重要な査定ポイントとなります。

シリーズ・モデルの特定
各シリーズには独自の特徴があり、査定額に大きく影響します:

カレンシリーズ:独特の三日月型ペン先と船首をイメージした流線型デザインが特徴。18K金ペン先を使用した高級モデルとして人気が高く、中古市場でも安定した需要があります。

エキスパートシリーズ:ビジネスパーソンに人気の定番モデル。機能的でありながらスタイリッシュなデザインで、実用性の高さから査定でも評価されやすいシリーズです。

限定品・特別モデル:創業100周年記念のル・マン100や、各種限定コレクションは希少性が高く、プレミア価格での買取が期待できます。

コンディションの評価
ウォーターマンの万年筆は「書ける」ことが最も重要な査定ポイントです。以下の点を重点的にチェックします:

ペン先の状態:ペン先の折れ・曲がり・サビ・変色・詰まりなどは、書き味を左右し査定額を大幅に下げる要因となります。特にカレンの象嵌式ペン先は、その独特の構造から損傷の有無を慎重に確認する必要があります。

メカニズムの動作:インク吸入機構の動作状況、カートリッジやコンバーターの装着状況、キャップの嵌合具合なども重要な査定要素です。

外観の保存状態:ラッカー仕上げの美しさ、金属部品の変色や腐食の有無、全体的な摩耗状況を詳細に確認します。

付属品の確認
完品での査定は価値を大幅に向上させます:
オリジナルボックス(外箱・内箱)
取扱説明書
保証書・ギャランティカード
専用インクボトル(限定品の場合)
特製ペンケース(限定モデルの場合)
ウォーターマンの万年筆は専用ケースやギャランティカード(保証書)がついている場合もあります。付属品がついている万年筆の場合、箱やカードがそろっている方が高額査定が出やすくなります。

ネーム入りの取扱い
ほとんどの場合、ネーム入りの万年筆も買取可能です。査定額は同じ状態のネームの入っていないものと比べると少し下がりますが、ウォーターマンは中古流通で人気のブランドであるため、状態次第で買取可能です。

メンテナンス状況の評価
ウォーターマンの万年筆の手垢を拭き取る際にも力をかけずにやさしく行うのが新品へと近づけるポイントです。ペンのインクによってつまりを起こしたり汚れてしまったりしている場合、適切なお手入れが施されているかも査定に影響します。

希少モデルの特別査定
創業100周年記念モデルや各種限定コレクション、廃盤モデルなどは希少性により査定額が大幅に上昇する場合があります。特に完売した限定品やアーティストコラボレーション作品は、コレクター需要により高価買取の場合がございます。

総合的な査定判断
ウォーターマンの万年筆買取では、ブランドの歴史的価値、技術的革新性、デザインの芸術性、現在の市場需要を総合的に評価し、適正な査定価格をご提示いたします。130年以上の歴史を持つ「近代万年筆の祖」としての価値を正しく理解した専門鑑定士による査定をお受けいただくことで、お客様の大切なウォーターマンの真の価値を見極めることが可能です。

当社をご利用されたお客様

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。

お客様のコメント

3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。

担当鑑定士からのコメント

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。

お客様のコメント

引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。

担当鑑定士からのコメント

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。

お電話での査定は0120-510-410まで