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SAILOR/セーラー鑑定・高価買取いたします。

SAILOR/セーラーとは
SAILOR(セーラー)は、1911年(明治44年)に阪田久五郎が広島県呉市に創業した、日本最古の万年筆メーカーです。創業から110年を超える歴史を誇り、純国産万年筆の先駆者として確固たる地位を築き上げてきました。骨董品・アンティーク市場において、セーラーの万年筆は単なる筆記具を超越した芸術品として高い評価を受けています。

セーラーブランドの名前の由来は、軍港都市・呉にあり、将来は自らの製品を船によって輸出し、海外に覇を唱えたいという念願がありました。また、ひとりの提督より多くの「水兵(セーラー)」が大切だという民主主義的思想を盛り込んで、商標を「セーラー」と命名したというエピソードに表れているように、創業者の壮大な夢と職人気質が込められています。ロゴマークの錨(いかり)も、この海への憧れを象徴したデザインです。

日露戦争後、友人が英国留学土産にくれた万年筆に激しい衝撃を受けた久五郎は、後に『万年筆というものを生まれて初めて見た時の心のときめきは、言葉で言い表せないほどだった。』と語っています。この感動が原点となり、日本の筆記文化に革命をもたらした伝説的ブランドが誕生しました。現在でも「ときめき」を原点とした製品作りが継承され、コレクターの心を魅了し続けています。

鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定

ひるねこ堂は、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたします。 なので、本来の価値をきちんと評価させていただくことが可能です。 また、ひるねこ堂では長原宣義や加賀高蒔絵などのSAILOR/セーラーの万年筆を買取しております。 SAILOR/セーラーの万年筆などの査定・買取をお考えであれば、まず、ひるねこ堂へご相談ください。

SAILOR/セーラー「どこよりも高く買取り査定」致します!

「年末年始の大掃除でSAILOR/セーラーの万年筆が見つかったがその価値が分からない...」、「先祖からの遺品や、遺産相続でSAILOR/セーラーの万年筆の整理が必要になった...」、「SAILOR/セーラーの万年筆とはどの様なものなのか分からないので持っていても仕方がない...」など、SAILOR/セーラーの万年筆の買取り査定に悩みを抱えている方やSAILOR/セーラーの万年筆とはどの様なものか知りたい方のお役に立てます。さらに、ひるねこ堂では、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたしますので、SAILOR/セーラーの万年筆の持つ本来の価値をきちんと評価いたします。また、ひるねこ堂では長原宣義や加賀高蒔絵などのSAILOR/セーラーの万年筆を買取しております。SAILOR/セーラーの万年筆などの売却をお考えであれば、ぜひともご相談ください。

どんな状態であっても、一点から丁寧に買取査定致します!

古くより家、蔵や倉庫、物置などに眠ったままのSAILOR/セーラーの万年筆などを一点一点丁寧に鑑定士が拝見・査定いたします。「少し傷や汚れがついてしまっている...」、「いつの時代に作られた物か分からない...」、「作家名が分からない...」などどんな状態のSAILOR/セーラーの万年筆でも品物の良し悪しに関係なく買取査定をいたします。もちろん、買取査定のみの場合でもよろこんでお受けいたします。また、その場合でも査定費・出張費はいただいておりません。お持ちの品物も知らないだけで実は想像以上に価値の高いものもありますので、一点からの査定でももちろん、数種類の品物や複数お持ちのSAILOR/セーラーの万年筆がございましたら気軽にご相談ください。

当ページでは過去の買取事例からSAILOR/セーラーの詳細まで細かく記載しております。
是非、最後のページまでお読みください。

ひるねこ堂について

SAILOR/セーラーの買取実績

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種類や歴史

セーラー万年筆の歴史は、日本の万年筆製造技術の発展史そのものです。1911年(明治44年)2月に阪田久五郎が広島県呉市に「阪田製作所」を創業し、当時の日本では未開発の分野だった万年筆製造にいち早く着手しました。日本で初めて純国産の14金ペン先を生産したという偉業は、現在の日本万年筆界の礎を築いた歴史的快挙といえます。

戦後の復興期には画期的な製品を次々と世に送り出しました。昭和23年には、プラスチック射出成型で量産する日本最初の万年筆を、さらに昭和29年には他社に先駆けカートリッジ万年筆を開発、特許を取得するなど、常に業界の最先端を走り続けてきました。1948年(昭和23) 2月9日 業界のトップを切り、国産初のボールペンとして発売された「セーラー・ボール・ポイント・ペン」は、当時の価格で300円という高額にも関わらず瞬く間に完売し、日本にボールペンブームをもたらしました。

セーラーの代表的なシリーズとして、1981年から続く、セーラー万年筆を代表するシリーズである「プロフィット」があります。丸みを帯びた柔和なフォルムは万年筆の王道デザインとして愛され続け、現在でも30年以上にわたるロングセラーを誇っています。また、「プロフェッショナルギア」シリーズは錨を冠した天冠とスタイリッシュなフォルムが特徴で、プロ仕様の高性能を追求した現代的なデザインが魅力です。

特筆すべきは、「万年筆の神様」と称される職人、故・長原宣義氏の手によって復活した「長刀研ぎ」です。1991年頃、お客様の声を参考に「斜めにしても書ける万年筆」を目指し、創業当時の研ぎ方をさらに改良する形で現代に蘇らせたこの技術は、セーラー万年筆の最高峰として位置づけられています。その他にも、日本の伝統工芸である蒔絵や漆塗りを施した芸術的な万年筆、有田焼とのコラボレーションモデルなど、日本の美意識を反映した独創的な製品群を展開しています。

鑑賞ポイント

セーラー万年筆の鑑賞において最も注目すべき点は、日本独自の美意識と職人技術の融合にあります。特に高級モデルに見られる21金ペン先は、現在もなお製造を続けているように、セーラーが世界で唯一継続的に製造している希少なペン先です。この21金特有の柔らかな書き味と独特の弾力性は、他では決して味わえない書字体験を提供し、コレクターにとって垂涎の的となっています。

長刀研ぎペン先の芸術的価値も見逃せません。日本の文字に合った万年筆を作りたいという創業者の熱意から生まれた「長刀研ぎ」が"万年筆の神様"と称される職人、故・長原宣義氏の手によって復活したこの技術は、ペン先を薙刀のように斜めに研ぐことで、縦画と横画に絶妙な線幅の違いを生み出します。この技法により日本語の美しさを最大限に引き出すことができ、書道的な表現力を万年筆で実現した画期的な発明として評価されています。

装飾技術の面では、日本の伝統工芸との融合が特徴的です。蒔絵万年筆では熟練した蒔絵師による手描きの美しい文様が施され、一本一本が世界に二つとない作品となっています。また、漆塗り万年筆では何層にも重ねられた漆の深い光沢と手触りが、使い込むほどに味わいを増していく経年変化の美しさを楽しむことができます。エボナイト彫刻万年筆では、機械彫刻による精密な文様と、エボナイト特有の深い黒色の対比が生み出す上品な美しさが魅力です。

デザイン的な観点では、丸みを帯びたフォルムは、まさに万年筆の王道デザインとして評価されるプロフィットシリーズの柔和なシルエットや、プロフェッショナルギアの現代的で力強いフォルムなど、用途や好みに応じた多彩な表現力を持っています。これらの要素が調和して生み出される総合的な美しさこそが、セーラー万年筆の真価といえるでしょう。

査定ポイント

セーラー万年筆の査定において最も重要な要素は、製造年代と希少性です。セーラー万年筆の代表モデル「プロフィット21」は、レポートなど長文を書くのに適しているでしょう。「すす竹」など素材が貴重なものや「創業記念モデル」は希少価値が高いことから、高価買取が期待できます。特に長原宣義氏関連の作品や限定モデルは、コレクター市場で極めて高い評価を受けています。

ペン先の材質と加工技術は査定額を大きく左右する重要な要因です。21金ペン先搭載モデルは、その希少性から高額査定の対象となります。さらに長刀研ぎペン先を持つモデルは、その独特の技術的価値により一般的なペン先のモデルと比較して大幅に高い評価を受ける傾向にあります。ペン先の状態については、曲がりや欠けがないこと、インクフローが良好であることが重要で、これらの機能が正常に保たれているかが詳細にチェックされます。

装飾技術や使用素材も査定額に直結する要素です。蒔絵が施されたモデルでは、その技法の精度や使用された金粉の質、図柄の美しさなどが専門的に評価されます。漆塗りモデルでは、漆の層の厚さや艶、経年による色味の変化などが査定ポイントとなります。エボナイト製や天然素材を使用したモデルでは、素材の希少性と加工の精密さが重視されます。

セーラーに限らず万年筆を高額査定してもらうのに欠かせないポイントが購入時の状態に近づけておくということです。保証書やパッケージ・替えインクなどの付属品を揃えておくこと、手あかやインクなどの汚れを落とし、きれいにしておくことは査定額アップにつながります。オリジナルボックス、保証書、コンバーター、カートリッジなどの付属品が完備されている場合は査定額が大幅に向上します。

製品の真贋判定も重要な査定要素となります。セーラー万年筆では、錨マークの刻印の位置や形状、ペン先の刻印内容、製造番号の記載方式などに時代ごとの特徴があり、これらを正確に読み取ることで製造年代と真贋を判定します。骨董品として価値のあるセーラー万年筆を適正に評価してもらうためには、万年筆の歴史と技術に精通した鑑定士による査定を受けることが不可欠です。長い歴史を持つセーラー万年筆だからこそ、その価値を正しく理解し評価できる専門知識を持った鑑定士の存在が、適正な査定額の実現につながるのです。

当社をご利用されたお客様

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。

お客様のコメント

3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。

担当鑑定士からのコメント

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。

お客様のコメント

引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。

担当鑑定士からのコメント

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。

お電話での査定は0120-510-410まで