買取実績
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水石/鑑賞石
2025.04.17
水石とは、自然が長い年月をかけて創り出した美しい石を室内で鑑賞する、日本独自の芸術文化です。台座や水盤に砂を敷いて配置し、石の形や色彩、表面の肌合いから山水景観や自然の風景を想像して楽しむ伝統的な芸術鑑賞法として親しまれています。
「水石」という名称の由来には諸説あり、水盤に入れた石に水をかけると色が濃くなり美しく見えることから名付けられたという説と、古来から茶席や床の間で「山水石」「山水景石」として親しまれていたものが省略されたという説があります。いずれにしても、水石は日本人の自然観と美意識が凝縮された、奥深い文化的価値を持つ芸術品といえるでしょう。
現代においても、水石は国内外で高い評価を受けており、特にその静寂で深遠な美しさは世界中の愛好家を魅了し続けています。小さな石の中に壮大な自然の景色を見出す「見立て」の文化は、日本独特の感性を表現する貴重な伝統芸術として注目されています。
水石は単なる装飾品ではありません。それは自然の神秘と造化の妙を感じさせる芸術作品であり、見る人の心を癒し、想像力を刺激する精神的な価値を持った文化遺産なのです。
象牙/珊瑚/翡翠
2025.04.17
自然が生み出した至宝―象牙・珊瑚・翡翠の魅力
象牙、珊瑚、翡翠は、古来より人類が最も珍重してきた天然素材の三大至宝です。これらの貴重な素材は、その美しさと希少性から、王侯貴族の装身具や美術工芸品として愛され続けてきました。当店では、これらの天然素材を用いた美術品・工芸品・装身具を取り扱い、その真の価値を正しく評価し、大切に次世代へと継承するお手伝いをしています。
武具/甲冑
2025.04.17
武具・甲冑は、日本の武士階級が戦闘や儀式において身に着けた防具および武器の総称です。これらの品々は単なる実用品を超えて、日本文化の精神性や美意識を体現した芸術品として、現代においても高い価値を持ち続けています。
甲冑(かっちゅう)は、頭部を守る兜(かぶと)、胴体を覆う胴丸や大鎧、手足を保護する小手や脛当などで構成される防具一式を指します。一方、武具は刀剣類、槍、弓矢、鉄砲といった攻撃用の武器を含む道具です。これらは平安時代から江戸時代にかけて発達し、各時代の技術革新や戦術の変化に応じて進化を遂げてきました。
特に注目すべきは、武具・甲冑が持つ実用性と装飾性の絶妙なバランスです。戦場での生存を左右する機能性を追求しながらも、武士の身分や美意識を表現する装飾が施されており、金工、漆工、染織などの伝統工芸技術が結集された総合芸術品としての側面を持っています。現代の骨董品市場において、武具・甲冑は日本文化の象徴的存在として、国内外のコレクターから絶大な支持を得ています。
骨董品としての武具・甲冑の魅力は、その歴史的価値と芸術的価値の両面にあります。著名な甲冑師による作品や、有名武将が所用したとされる品々は、歴史的資料としての価値も高く、博物館や美術館でも重要な展示品として扱われています。また、現代においても伝統技法を受け継ぐ職人による復元品や新作が制作されており、古典的な美しさと現代的な解釈が融合した作品も登場しています。
刀剣/刀装具
2025.04.17
刀剣と刀装具は、日本の歴史と文化において深い意味を持つ貴重な美術工芸品です。日本刀は古来より武器としての役割とともに、信仰の対象、天皇や武士の権威の象徴という役割をも併せ持つ美術工芸品です。現在では国宝や重要文化財として認められた刀剣類も多数存在し、国内外を問わず評価の高い美術品として知られています。
刀剣とは、日本独特の製法で作られた刀、太刀、脇差、短刀などの総称であり、鉄を折り返しては鍛錬して作られる日本刀は武器としては世界でも稀有なそれ自身の美を伴うユニークな美術品として位置づけられています。一方、刀装具とは「日本刀」の外装のことで、元々は刀を守る役割の保護具でした。しかし、時代を経るにしたがい、歴史に名を残す将軍や戦国武将をはじめ、武士階級以外の者もそれぞれの嗜好に合わせた刀装具をあつらえるなどしたため、見た目を意識した物へと変化していったのです。
これらの刀剣・刀装具は単なる武具としてではなく、日本の美意識や精神性を体現した芸術作品として、現代においても多くの愛好家や収集家から高く評価されています。骨董品としての価値も非常に高く、鍔のみでも評価の高い銘の作品の場合、刀剣以上の評価となる場合もあります。
陶磁器
2025.04.17
■陶磁器の基礎知識と買取のポイント
陶磁器とは何か?その魅力と価値を理解する
陶磁器は、土や石の粉を原材料として作られる焼成品の総称です。粘土や陶石を成形し、高温で焼き上げることで完成する工芸品として、古くから人々の生活に密着してきました。釉薬を施すことで美しい光沢や色合いを生み出し、絵付けによって芸術的な価値を高めることも可能です。
日本における陶磁器の歴史は縄文時代にまで遡り、各地域で独自の発展を遂げてきました。特に愛知県瀬戸市で生まれた瀬戸焼は、日本初の本格的な窯として知られ、「瀬戸物」という呼び名が陶磁器全般を指す代名詞となったほどです。
茶道具
2025.04.17
千家十職をはじめとする茶道具の買取を実施中
当店では、千家十職の樂吉左衛門、大西清右衛門、中村宗哲といった名門作家の茶道具を中心に、幅広い茶道具の買取を行っております。作家名が不明な品物や、保存状態に不安がある古い茶道具も丁寧に査定いたします。茶道具の専門知識を持つ熟練鑑定士が在籍しており、適正な市場価値に基づいた高額買取を実現しています。
まずはお気軽にご相談ください。無料査定も承っております。
掛軸
2024.12.03
当店では、横山大観、川合玉堂、上村松園、齋藤真一、富岡鉄斎をはじめとする名品掛軸の買取を行っております。作家名不明の作品や、表装前の状態、経年による変色や折れのある掛軸でも、専門知識を持つ鑑定士が適正価格で査定いたします。掛軸買取に関するご相談は、経験豊富な専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。
骨董品
2024.12.02
■骨董品とは何か
骨董品とは、時代を経て受け継がれてきた「古き良き時代の珍しい品物」や「歴史的価値を持つ古物」を指します。これらは単なる古い物ではなく、文化的・芸術的な価値を秘めた貴重な遺産です。
具体的には、書画・掛軸、陶磁器、茶道具、刀剣、漆器、古い家具、装身具などが該当します。これらの品々は、その時代の職人技術や美意識、生活様式を現代に伝える重要な文化的資産として位置づけられています。
日本では骨董品の年代基準について厳密な規定はありませんが、一般的には製作から数十年以上経過し、歴史的・文化的価値が認められる物品が骨董品として扱われます。重要なのは単純な古さではなく、その品物が持つ文化的意義や希少性、芸術性です。
あなたのご自宅に眠る「古くて特別に見える品物」も、実は価値ある骨董品である可能性があります。見た目だけでは判断できない隠れた価値を秘めているかもしれません。
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