

TOP > 骨董品・美術品・買取品目 > 三徳包丁
三徳包丁とは
三徳包丁は、日本の家庭で最も広く普及している万能包丁のひとつです。名前の「三徳」とは、肉・魚・野菜の三つの食材を扱えるという意味からきています。一般家庭の台所に一本あるだけで、毎日の調理がほぼ完結するといわれるほど便利な道具です。西洋のシェフナイフに比べると刃渡りはやや短めで、日本人の手に馴染みやすく、扱いやすいのが特徴です。
骨董品やアンティークとしての三徳包丁は、単なる調理道具の枠を超えて、職人の技術や時代背景を映し出す工芸品でもあります。包丁は使われるごとに刃が減り、研ぎ跡が重なり、独自の風合いを帯びていきます。ひるねこ堂では、こうした三徳包丁を骨董的な視点から丁寧に拝見し、その魅力を再発見できるように努めています。
ひるねこ堂は、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたします。
なので、本来の価値をきちんと評価させていただくことが可能です。
また、ひるねこ堂では重房や藤原良明などの三徳包丁を買取しております。
三徳包丁などの査定・買取をお考えであれば、まず、ひるねこ堂へご相談ください。
「年末年始の大掃除で三徳包丁が見つかったがその価値が分からない...」、 「先祖からの遺品や、遺産相続で三徳包丁の整理が必要になった...」、 「三徳包丁とはどの様なものなのか分からないので持っていても仕方がない...」 など、三徳包丁の買取り査定に悩みを抱えている方や三徳包丁とはどの様なものか知りたい方のお役に立てます。 さらに、ひるねこ堂では、他店・他社とは違い、鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定いたしますので、三徳包丁の持つ本来の価値をきちんと評価いたします。 また、ひるねこ堂では重房や藤原良明などの三徳包丁を買取しております。 三徳包丁などの売却をお考えであれば、ぜひともご相談ください。
古くより家、蔵や倉庫、物置などに眠ったままの三徳包丁などを一点一点丁寧に鑑定士が拝見・査定いたします。 「少し傷や汚れがついてしまっている...」、 「いつの時代に作られた物か分からない...」、 「作家名が分からない...」 などどんな状態の三徳包丁でも品物の良し悪しに関係なく買取査定をいたします。 もちろん、買取査定のみの場合でもよろこんでお受けいたします。 また、その場合でも査定費・出張費はいただいておりません。 お持ちの品物も知らないだけで実は想像以上に価値の高いものもありますので、一点からの査定でももちろん、数種類の品物や複数お持ちの三徳包丁がございましたら気軽にご相談ください。
それぞれが10年以上のキャリアを持つスタッフのため、金額のご提示のみならず、お品物についてできる限りご説明いたします。
多くの都道府県を最低月1回でお伺いしておりますので、出張買取もお気軽にご相談ください。 ご自宅への訪問がご不安な方でも、店舗にてお品物を拝見します。
一般のお客様のみならず、全国の同業買取店様から骨董品・美術品のお問合せをお受けしております。 同業者からも頼りにされておりますので、安心してご利用いただけます。
骨董品・美術品は日々、相場が変動しております。
いかに多くのお品物をお取扱いしているかによって、その相場を見極めることができます。最新の相場から、最適な金額のご提示が可能となります。
三徳包丁が生まれたのは戦後の日本といわれています。従来、日本では菜切包丁や出刃包丁など、食材ごとに専用の包丁を使い分ける文化がありました。しかし、戦後の食生活の変化に伴い、肉料理や洋食が日常化し、「一本でさまざまな調理をこなせる包丁」が求められるようになりました。そこで登場したのが三徳包丁です。菜切包丁の直線的な刃と、牛刀の先端の丸みを融合させた形状で、肉・魚・野菜をバランスよく切れる設計がなされています。
三徳包丁には様々な素材や流派があります。鋼製のものは切れ味が鋭く、研ぎ直しによって長く使える点が特徴ですが、錆に弱い性質があります。一方、ステンレス製のものは錆びにくく扱いやすいため、近年は家庭用として主流になっています。さらに、刀鍛冶の技を継承する鍛冶職人によって作られた銘品も多く存在します。重房や藤原良明といった名工による包丁は、実用性のみならず、美術工芸品としても高い評価を受けています。これらは料理道具としての枠を超え、骨董的価値を持つ対象となっているのです。
骨董品として三徳包丁を見るとき、鑑賞のポイントはいくつかあります。まず注目すべきは刃の地金模様です。職人の鍛造技術が反映された刃文や地肌は、刀剣の美しさにも通じる独特の味わいを感じさせます。また、研ぎ跡の残り方や刃先の減り具合からは、前の所有者がどのように使い込んできたかが見えてきます。これは一種の歴史的証言ともいえる部分です。
柄(ハンドル)の材質も重要な鑑賞要素です。朴木や栗の木など伝統的な木材を使ったものは経年による色艶の変化が美しく、長年の使用で磨き上げられた風合いがあります。また、水牛の角を用いた口輪は、実用性と美観を兼ね備え、包丁全体の格を高めています。さらに、銘が刻まれているものは、その製作地や職人を知る手掛かりとなり、鑑賞の価値を一層高めます。骨董品としての三徳包丁は「使うもの」から「見るもの」へと視点を変えることで、工芸品としての奥深さを堪能できるのです。
三徳包丁を査定する際に注目するポイントはいくつかあります。まず、状態の良し悪しです。刃こぼれの有無や研ぎ減りの程度、錆の進行具合などが評価に直結します。とはいえ、多少の使用感や古さがあるからといって価値が下がるわけではありません。むしろ、名工による作であれば使用痕跡すらも歴史的な価値を示す要素になることもあります。
次に重要なのは銘(サイン)の有無です。「重房」「藤原良明」など名のある職人の銘が入っていれば、コレクター市場において高い評価を受けやすいです。さらに、当時の箱や付属品が残っている場合は評価額が上がる傾向にあります。
最後に、需要と希少性も査定の重要な観点です。現在も多くの包丁が流通していますが、古い三徳包丁で状態が良く、名工による作品となると数が限られています。そのため、骨董市場では高額取引が期待されるケースもあります。ひるねこ堂では、こうした市場動向も踏まえながら、三徳包丁の本来の価値を正しく査定いたします。

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。
この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。
引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。
この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。
お客様のコメント
3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。