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S.T. Dupont/エス・テー・デュポン鑑定・高価買取いたします。

S.T. Dupont/エス・テー・デュポンのライターとは
S.T. Dupont(エス・テー・デュポン)のライターは、世界最高峰の高級ライターブランドとして、愛煙家やコレクターから絶大な支持を受けています。1872年にシモン・ティソ・デュポンによって創設されたフランスの老舗ラグジュアリーブランドが手掛けるライターは、単なる着火器具を超越した芸術品として位置づけられています。
デュポンライターの最大の特徴は、蓋を開ける際に響く独特の「ピーン」という澄んだ開閉音です。この音は製造過程において一つひとつ手作業で調整されており、同じモデルでも個体ごとに微妙に異なる音色を奏でます。この美しい開閉音こそが、デュポンライターの象徴的な魅力であり、多くの愛好家が魅了される理由の一つとなっています。
デュポンライターは、真鍮の塊から数百もの工程を経て製造されます。熟練の金銀細工職人による精緻な彫金技術、シルバーやゴールド、パラディウムなどの貴金属による装飾、そして日本の伝統的な漆を用いた仕上げなど、各工程において妥協のない品質管理が行われています。これらの手作業による製造工程により、デュポンライターは「ライターというジュエリー」と称されるほどの美しさと価値を持つ逸品となります。
現代においても、デュポンライターは成功者のステータスシンボルとして、また コレクターズアイテムとして高い人気を誇っています。その希少性と芸術性から、骨董品市場においても注目される存在となっており、特に限定モデルや希少なヴィンテージ品については、発売当初を上回る価値で取引されることも珍しくありません。

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当ページでは過去の買取事例からS.T. Dupont/エス・テー・デュポンの詳細まで細かく記載しております。
是非、最後のページまでお読みください。

ひるねこ堂について

S.T. Dupont/エス・テー・デュポンの買取実績

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種類や歴史

デュポンライターの歴史
S.T. Dupontの歴史は1872年、シモン・ティソ・デュポンが幌馬車会社を創業したことから始まります。火災により幌馬車事業を失った後、高級書類ケース製造のアトリエを引き継いだシモンは、卓越した職人技によってルーブル百貨店などの名門店への納入を果たし、パリの上流階級に愛される高級革製品ブランドとしての地位を確立しました。

1940年代、第二次世界大戦により革製品の材料入手が困難になると、デュポンは新たな事業としてライター製造に着手します。1951年には2年間の研究成果として初のガスライターを発売し、1952年には炎の調節が可能な画期的なガスライター「ライン1」が誕生しました。このライン1は現在でも製造が続けられているロングセラーモデルとなっています。

1966年には従来よりも改良された炎調整装置を搭載したライターを発売し、デュポンは高級ライター市場における確固たる地位を築きました。この時期から、デュポンライターは単なる喫煙具ではなく、ステータスシンボルとしての側面を強めていきます。

主要なライターシリーズ
ライン1(Line 1) 1952年に発売された記念すべき初代モデル。シンプルでクラシカルなデザインが特徴で、現在でも多くの愛好家に支持されています。縦長のフォルムが美しく、デュポンライターの基本形として位置づけられています。

ライン2(Line 2) デュポンを代表するフラッグシップモデル。独特の甲高い開閉音を奏でることで知られ、やや縦長の優雅なフォルムが成人男性の手に美しくフィットします。ライン2は最もポピュラーなモデルであり、様々な装飾やカラーバリエーションが展開されています。

ギャッツビー(Gatsby) コンパクトなサイズが特徴的なモデル。手のひらに収まる絶妙なサイズ感と、ライン2同様の美しい開閉音を持ちます。携帯性に優れており、日常使いに適したモデルとして人気を集めています。

ル・グラン デュポン(Le Grand Dupont) デュポンの最高級ラインの一つ。より大きなサイズと重厚感のあるデザインが特徴で、特別な場面にふさわしい威厳を備えています。

デフィ・エクストリーム(Defi Extreme) アウトドアや過酷な環境での使用を想定して開発されたモデル。マイナス10度からマイナス40度の低温環境や、フォース7の強風下でも確実に着火できる高性能を誇ります。

限定コレクション
デュポンは定期的に限定コレクションを発表しており、これらは特に高いコレクター価値を持ちます。2002年には製造60周年を記念した限定モデルが発売され、60個のダイヤモンド(合計3カラット)を装飾した究極の逸品は定価450万円で話題となりました。

また、アール・ヌーボーコレクション、コロンブス500周年記念コレクション、ピカソデザインの復刻モデルなど、歴史的意義や芸術性を重視した限定品も多数製造されており、これらは現在では入手困難な貴重品として扱われています。

鑑賞ポイント

開閉音の美しさ
デュポンライターの最大の鑑賞ポイントは、なんといってもその美しい開閉音です。蓋を開ける際に響く「ピーン」という澄んだ金属音は、一つひとつ手作業で調整されており、理想的な音が出るまで何度も調整が繰り返されます。この音は個体ごとに微妙に異なり、使用に伴って音質も変化するため、所有者だけの特別な音色となります。

音の響きは使用される素材によっても変化し、シルバーメッキのモデルは特に音の響きが良いとされています。ゴールドメッキやパラディウム仕上げのモデルでは、それぞれ異なる音色を楽しむことができ、素材による音の違いも鑑賞の楽しみの一つとなっています。

精緻な装飾技術
デュポンライターの表面には、熟練職人による精緻な装飾が施されています。ダイヤモンドヘッドカット、ギヨシェ模様、エンボス加工など、様々な技法によって生み出される美しい模様は、光の当たり方によって異なる表情を見せます。

特にギヨシェ模様は、細かな格子状の彫刻が全体に施される伝統的な装飾技法で、見る角度によって光の反射が変化し、まるで宝石のような輝きを放ちます。エンボス加工による立体的な模様も、触感と視覚の両方で楽しめる魅力的な装飾です。

素材の美しさ
デュポンライターには、シルバー、ゴールド、パラディウム、プラチナなどの貴金属が使用されており、それぞれ異なる美しさを持ちます。シルバーメッキモデルは上品な輝きと手頃な価格が魅力で、ゴールドメッキモデルは華やかさと重厚感を兼ね備えています。

パラディウム仕上げのモデルは、プラチナに似た白い輝きを持ちながらも独特の質感があり、通好みの素材として人気があります。また、日本の伝統工芸である漆を使用したモデルは、深い黒の美しさと独特の質感で、他にはない魅力を持っています。

フォルムの美しさ
デュポンライターは、機能性と美観を両立させた優美なフォルムも鑑賞ポイントの一つです。ライン2の縦長で洗練されたシルエット、ギャッツビーのコンパクトで上品な佇まい、各モデルが持つ独特のプロポーションは、手に取った時の重量感と相まって、所有する喜びを与えてくれます。

角の取れた滑らかなカーブ、計算されたバランス、そして手になじむ絶妙なサイズ感は、長年の使用においても飽きることのない完成されたデザインの証といえるでしょう。

経年変化の魅力
デュポンライターは使用とともに美しく経年変化していく特徴があります。金属表面に現れる細かな傷や使用感は、愛用者だけの特別な表情となり、一つとして同じもののない個性的な美しさを生み出します。

特に真鍮ベースのシルバーメッキモデルでは、長年の使用により下地の真鍮が見えてくることがあり、これがアンティークな味わいを醸し出します。適切なメンテナンスを行いながら長く使用することで、新品時とは異なる深い魅力を楽しむことができます。

査定ポイント

着火機能の確認
デュポンライターの査定において最も重要なポイントは、正常に着火するかどうかです。ガスライターとしての基本機能が損なわれている場合、大幅な査定額の減額要因となります。ガス漏れの有無、点火石の摩耗状態、炎の調整機能の動作確認などが詳細にチェックされます。

長期間使用していない場合でも、適切なメンテナンスにより機能を回復できることが多いため、査定前には専門店でのメンテナンスを検討することをお勧めします。機能が正常であることは、査定額を大きく左右する重要な要素です。

外観の状態
ライター表面の傷、汚れ、変色の程度は査定額に大きく影響します。日常的な使用による細かな傷は一定程度許容されますが、深い傷や大きな打痕、腐食などは減額要因となります。特に、装飾が施された部分の損傷は、修復が困難なため査定額への影響が大きくなります。
メッキの剥がれや変色も査定時に確認される重要なポイントです。ゴールドメッキやシルバーメッキの状態、下地の真鍮の露出具合などが細かくチェックされ、メッキの状態が良好であれば高い査定額が期待できます。

開閉音の品質
デュポンライターの象徴である開閉音の品質も、査定における重要なポイントです。美しく澄んだ音が出るかどうか、音のボリュームや音程、余韻の長さなどが評価されます。音が出ない、音がかすれている、異音がするなどの問題がある場合は、査定額が下がる可能性があります。

ただし、開閉音はメーカーの保証対象外であり、修理や調整も困難なため、音の状態は製造時の個体差や経年変化によるものとして扱われます。そのため、良好な音質を保っているライターは特に高く評価される傾向があります。

モデルと希少性
査定額はモデルや希少性によっても大きく変動します。ライン2やギャッツビーなどの人気モデルは需要が高く、良好な状態であれば高い査定額が期待できます。一方、限定コレクションや生産終了モデル、特別な装飾が施されたモデルは、希少性により非常に高い価値が付く場合があります。

製造年代や生産数、市場での流通量なども査定において考慮されます。特に1960年代から1980年代のヴィンテージモデルや、著名人とのコラボレーションモデル、記念品として製造されたモデルなどは、コレクター需要により高額査定の可能性があります。

付属品の有無
オリジナルの化粧箱、保証書、取扱説明書などの付属品の有無も査定額に影響します。完品での保存状態が良い場合は、査定額のプラス要因となります。特に限定モデルの場合、専用の化粧箱や証明書類の有無により査定額が大きく変わることがあります。

また、純正のガスボンベやメンテナンス用具、専用ケースなどの関連アイテムがある場合も、査定時にプラス評価されることが多いです。これらの付属品は紛失しやすいため、完備されている場合の価値向上効果は大きくなります。

刻印と真贋
デュポンライターには製造年代やモデルを示す刻印が施されており、これらの刻印の有無や状態も査定ポイントとなります。正規品であることを示すシリアルナンバーや製造年の刻印、ブランドロゴの刻印などが適切に存在するかどうかが確認されます。

近年では精巧な偽造品も出回っているため、真贋の鑑定は特に重要視されています。専門の鑑定士による詳細な検査により、材質、重量、製造精度、刻印の書体や位置などが本物と比較検討され、真正品であることが確認されて初めて適正な査定額が提示されます。

S.T. Dupont/エス・テー・デュポンのライターは、その芸術的価値と希少性から、骨董品としても非常に高い価値を持つアイテムです。適切な保管とメンテナンスにより、長年にわたってその美しさと機能性を保つことができ、時代を越えて愛され続ける逸品として、これからも多くのコレクターや愛好家に支持され続けることでしょう。

当社をご利用されたお客様

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。

お客様のコメント

3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。

担当鑑定士からのコメント

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。

お客様のコメント

引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。

担当鑑定士からのコメント

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。

お電話での査定は0120-510-410まで