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【棗】岡澤起幸「遠山蒔絵大棗」鵬雲斎書付

参考買取価格 25,000

こんにちは、ひるねこ堂二又瀬店です。
このたび福岡県のお客様より岡澤起幸「遠山蒔絵大棗」をお買取りいたしました。
 
茶道の世界において、棗は抹茶を入れるのに用いる茶器の一種で、木製漆塗りの蓋物容器として、植物のナツメの実に形が似ていることからその名が付いた重要な道具です。中でも遠山蒔絵を施した大棗は、その美しさと格調高さで多くの茶人に愛され続けています。
遠山とは、遠く連なる山々の稜線を表現した古典的な文様で、日本の美意識を象徴するデザインの一つです。悠然とした山々の稜線を丁寧に蒔絵で描いた逸品は、様々な趣向に一層の奥行きを与えます。
蒔絵という技法は、漆で文様を描き、金粉・銀粉などを蒔くことで加飾する日本独特の工芸技術であり、蒔絵の繊細さと表現技法の域は世界でも類を見ないものとして、世界中の蒐集家や愛好家に重んじられてきました。
 
書付の千玄室(1923年〈大正12年〉4月19日 – 2025年〈令和7年〉8月14日)は、茶道裏千家前家元15代汎叟宗室で、斎号は鵬雲斎として知られています。「一盌からピースフルネスを」の理念を提唱し、道・学・実をもって世界60数か国を300回以上歴訪し、茶道文化の浸透・発展と世界平和の実現に向けた活動を展開した偉大な茶人でした。
鵬雲斎書付が付された茶道具は、その権威と価値において特別な意味を持ちます。書付とは、茶道具の真贋や価値を保証する重要な証明であり、家元クラスの書付が付されることで、その茶道具の格は向上します。
 
岡澤起幸作の遠山蒔絵大棗に鵬雲斎書付が付されたものは、茶道具の世界において最高級品の一つといえます。日本の伝統工芸である蒔絵技術と、茶道界の最高権威による書付が組み合わされた、まさに日本文化の粋を集めた逸品です。
茶道具コレクターや茶道愛好家にとって、このような作品との出会いは一期一会の貴重な機会であり、その価値は時代を超えて受け継がれていくことでしょう。遠山の美しい稜線に込められた日本の美意識と、鵬雲斎の平和への願いが込められた書付は、現代においてもその輝きを失うことはありません。

作家名: 岡澤起幸
作品名: 遠山蒔絵大棗
ご依頼地域: 福岡県八女市
買取方法: 店頭買取

※買取価格については相場の変動により変化いたしますので上記の金額とならない可能性もございます。
※状態などにより金額は変動いたしますのでご了承くださいませ。

この作品の評価価格の理由

今回のお品物は内側の梨地もしっかりとされていて、鵬雲斎の書付があったことが査定のポイントとなります。

ひるねこ堂では茶道具などの美術品・骨董品を高価買取りいたしております。 骨董品・美術品の高価買取、蔵整理・遺品整理なら「ひるねこ堂」にお任せください。 お客様のご連絡を心よりお待ちしております。

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