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ZIPPO/ジッポー鑑定・高価買取いたします。

ZIPPO/ジッポー:ライターとは
ZIPPO(ジッポー)ライターは、アメリカ合衆国で1932年に創業されたジッポー・マニュファクチャリング・カンパニーが製造する金属製オイルライターです。90年以上の歴史を誇るこのライターは、単なる着火器具を超えたアメリカ文化のアイコンとして世界中で愛され続けています。
ZIPPOライターの最大の特徴は、その比類なき耐久性と信頼性です。創業者のジョージ・グラント・ブレイズデルが掲げた「It works!(ちゃんと動く!)」というコンセプトのもと、どんな環境下でも確実に着火する優れた耐風性を持ちます。この実用性は第二次世界大戦中に米軍兵士に愛用されたことで世界的に証明され、現在でもアウトドア愛好家コレクターから絶大な支持を受けています。
ZIPPOの魅力は機能性だけでなく、その独特の音にもあります。ケースを開ける際の「カチッ」という心地よい音は、多くの映画や音楽作品でも使われ、ライターモーメントとして文化に根付いています。1960年代のコンサート会場で観客がZIPPOの炎を掲げる光景は、今でも感動的なシーンとして語り継がれています。
さらに注目すべきは、ZIPPOの永久保証制度です。製造から何十年経過した製品でも、機能面での修理を生涯無料で行うという画期的なサービスにより、一度購入すれば文字通り一生使い続けることができます。この保証制度は、創業者ブレイズデルの品質への強い信念を体現しており、ZIPPOが単なる消費財ではなく一生の相棒となることを約束しています。
現在までに6億個以上製造されたZIPPOライターは、その豊富なデザインバリエーションも大きな魅力です。企業とのコラボレーション、限定モデル、記念品、キャラクターデザインなど、数え切れないほどの種類が存在し、世界中に熱心なコレクターが存在します。骨董品市場においても、ヴィンテージモデルや希少品は非常に高い価値を持つ貴重なアイテムとして取引されています。

鑑定経験の豊富なスタッフが直接拝見・査定

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当ページでは過去の買取事例からZIPPO/ジッポーの詳細まで細かく記載しております。
是非、最後のページまでお読みください。

ひるねこ堂について

ZIPPO/ジッポーの買取実績

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種類や歴史

誕生の歴史
ZIPPOライターの誕生は1930年代初頭のペンシルベニア州ブラッドフォードにある「ブラッドフォード・カントリークラブ」での出来事にさかのぼります。ジョージ・G・ブレイズデルは、友人が使いづらいオーストリア製ライターに四苦八苦している姿を目撃しました。そのライターは風防こそついているものの、使用には両手が必要で、デザインも実用的ではありませんでした。

この体験からブレイズデルは、1932年末にオーストリア製ライターの大幅な改良に着手しました。最も革新的な改良は、キャップと本体をヒンジ(蝶番)で一体化することでした。これにより片手での操作が可能となり、実用性が飛躍的に向上しました。当時普及し始めていた「ジッパー(zipper)」という言葉の響きに着想を得て、この革新的なライターを「ZIPPO」と名付けました。

戦争による発展
1941年にアメリカが第二次世界大戦に参戦すると、ZIPPO社は一般向け生産を中止し、全生産力を軍向けのブラッククラックル仕上げのスチール製ライターに集中しました。何百万人ものアメリカ軍兵士がZIPPOを戦場に持参し、その堅牢性と信頼性が実戦で証明されました。このことが、ZIPPOをアメリカの象徴として確立する重要な転機となりました。

戦地でのZIPPOは、単なる着火器具を超えた存在でした。兵士たちは調理、暖を取る、信号の代用など、様々な用途でZIPPOを活用しました。戦場の過酷な環境下でも確実に動作するZIPPOは、兵士たちの命を支える重要なツールとして愛され続けました。

主要な種類とモデル
**スタンダード(レギュラー)**は、最も基本的で普及しているモデルです。真鍮製のケースに様々なデザインが施され、ZIPPOの代名詞的存在となっています。サイズは約57mm×37mm×12mmで、手のひらにちょうど収まる絶妙なサイズ設計です。

アーマーケースは、スタンダードモデルの厚みを1.5倍に増したヘビーデューティモデルです。重厚感のある質感と、開閉時の重みのある音が特徴で、より男性的な印象を与えます。耐久性も向上しており、ハードな使用にも耐える設計となっています。

スリムケースは、通常モデルよりも細身で軽量なモデルです。スーツの胸ポケットにもすっきり収まるエレガントなデザインで、ビジネスシーンやフォーマルな場面での使用に適しています。

ヴィンテージレプリカシリーズには、1935レプリカ、1937レプリカ(フラットトップ)、1941レプリカなどがあります。これらは初期のZIPPOデザインを忠実に再現したもので、コレクターや歴史愛好家に特に人気があります。

特別なコレクション
スターリングシルバーモデルは、銀925を使用した高級ライターです。銀特有の美しい輝きと重厚感があり、経年変化による味わい深い表情も楽しめます。専用のビロード張りケースが付属し、ギフトとしても高い人気を誇ります。

企業コラボレーションモデルは、ZIPPOの大きな特徴の一つです。Harley-Davidson、Marlboro、Lucky Strike、PEACEなど、著名ブランドとのコラボレーションにより、数多くの限定モデルが製造されています。これらは製造当時から高い人気を誇り、現在ではプレミア価値を持つコレクターズアイテムとなっています。

記念モデル・限定モデルには、創業70周年記念18K金モデル、アニバーサリーシリーズ、オリンピック記念モデルなど、特別な節目や イベントを記念したモデルが存在します。これらは製造数が限られており、現在では貴重品として高値で取引されています。

鑑賞ポイント

デザインの進化と美学
ZIPPOライターの鑑賞において最も注目すべきは、その時代を超越したデザインです。基本構造は90年間ほぼ変わっていないにも関わらず、現代でも全く古さを感じさせないタイムレスな美しさを持っています。直線的で機能美を追求したフォルムは、アメリカの工業デザインの傑作として高く評価されています。

表面加工技術も重要な鑑賞ポイントです。エンジンターン(機械的な幾何学模様)、アーマーケースの深堀り加工、サテン仕上げ、ミラー仕上げなど、様々な表面処理技術により、同じ基本形状でも全く異なる印象を与えます。特に初期のエンジンターン加工は手作業で行われており、職人の技術を示す貴重な工芸品としての価値があります。

機構の精密さ
ZIPPOの心臓部であるインサイドユニットの精密さは、まさに芸術品レベルです。火打ち石(フリント)を削るヤスリホイール、オイルを吸い上げる綿、燃焼を安定させるウィック(芯)、風防機能を持つチムニーなど、すべての部品が完璧に連携して動作します。
特に耐風ガードの設計は革新的で、小さな穴が無数に開いた金属製のガードが、風の強い環境でも炎を安定させます。この技術は現在でも多くのライターメーカーに影響を与え続けています。

音響的魅力
ZIPPOの「カチッ」という開閉音は、単なる機械的な音を超えた音響芸術として捉えることができます。ヒンジの精密な調整、ケースの材質、開閉角度など、すべての要素が絶妙に調和して生み出される音は、ZIPPOでしか味わえない独特の魅力です。

この音は音楽制作でもサンプリングされ、多くのアーティストが楽曲に取り入れています。また、**ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)**効果としても注目され、リラクゼーション効果があるとも言われています。

コレクション価値
製造年代の判別は、ZIPPOコレクションの重要な要素です。ボトムスタンプ(底面刻印)により製造年月を特定できるシステムは、1950年代から確立されており、コレクターにとって貴重な情報源となっています。1932-1933年のファーストモデルから現在まで、各時代の特徴を理解することで、より深くZIPPOを楽しむことができます。

希少性の高いモデルには、戦時中のブラッククラックルモデル、初期のスクエアコーナーモデル、限定生産の18K金モデルなどがあります。これらは単なるライターを超えた歴史的価値を持つ文化遺産として位置づけられています。

査定ポイント

製造年代と希少性の評価
ZIPPO査定において最も重要な要素は製造年代です。ボトムスタンプによる年代判定は査定の基礎となります。1932-1950年代の初期モデルは特に高い価値を持ち、中でも1933年製の第1号、1934-1936年のアウトサイドヒンジモデル、1942-1945年のブラッククラックルモデルは、コレクター市場で極めて高い評価を受けています。

インサイドユニットの適合性も重要な査定ポイントです。ケースと内部機構が製造年代に適合しているかの確認は、真正性を判断する重要な要素となります。年代違いのインサイドユニットが装着されている場合、査定額は大幅に減額される可能性があります。

機能性と動作確認
着火機能の確認は査定の必須項目です。正常に着火するライターは基本評価を受けますが、着火しないライターでも修理可能な範囲であれば一定の価値は認められます。ZIPPOの永久保証制度により、機能面での問題は修理可能であることも査定額に考慮されます。

オイル漏れの有無、ヒンジの動作確認、フリントホイールの回転、ウィック(芯)の状態など、細部にわたる機能チェックが行われます。これらの部分に不具合がある場合でも、交換可能な部品であれば大幅な減額はされません。

外観と保存状態
ケースの状態は査定額に直接影響します。深い傷、凹み、腐食、変色などは減額要因となりますが、軽微な使用痕は経年変化として許容される場合があります。

表面加工の状態も重要な評価要素です。エンジンターンの摩耗、メッキの剥がれ、ロゴの薄れなどは査定額に影響しますが、オリジナルの加工が残っているものは高く評価されます。

希少モデルと特別版
企業コラボレーションモデルの中でも、Marlboro懸賞限定品、Harley-Davidson限定エディション、映画・アニメタイアップモデルなどは特に高い評価を受けます。非売品や懸賞品、記念品は製造数が限られているため、通常モデルより高額となる場合もございます。

素材価値も査定に影響します。スターリングシルバー、18K金、プラチナなどの貴金属を使用したモデルは、材料自体の価値も査定額に反映されます。特に現在の貴金属相場高騰により、これらのモデルの価値は上昇傾向にあります。

付属品と完品性
オリジナルボックス、説明書、保証書、砥石などの付属品の有無は査定額に大きく影響します。完品での保存はコレクター価値を大幅に高め、特に限定モデルでは付属品の有無により査定額が倍以上変わることもあります。

個人刻印(名入れ)がある場合は、一般的に減額要因となります。しかし、著名人の所有品や歴史的価値のある刻印の場合は、逆に価値を高める要因となることもあります。

市場動向と需要
ZIPPOの査定額はコレクター市場の動向に左右されます。

海外コレクター市場での人気も査定額に影響します。日本国内では評価の低いモデルでも、海外では高い人気を持つ場合があり、グローバルな視点での査定が必要です。

ZIPPOライターは、単なる着火器具を超えた文化的価値を持つコレクションアイテムです。その査定には製造技術、歴史的背景、市場動向など、多角的な専門知識が必要であり、経験豊富な専門業者による適切な評価を受けることが重要です。

当社をご利用されたお客様

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。

お客様のコメント

3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。

担当鑑定士からのコメント

この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。

お客様のコメント

引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。

担当鑑定士からのコメント

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。

お電話での査定は0120-510-410まで