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麺切包丁とは
麺切包丁は、日本料理、とりわけそばやうどんなどの麺類を切るために作られた専用の包丁です。一般的な包丁とは異なり、幅広く大きな刃を持ち、刃の重量を利用してまっすぐ均一に麺を切り出すことができます。柄は刃の上部に取り付けられており、押し切るようにして使用するのが特徴です。この独特な形状により、麺の厚みを均一に保つことができ、喉ごしや食感に直結する麺の品質を高めることができます。
家庭用としてはあまり馴染みがないかもしれませんが、そば職人やうどん職人にとっては欠かせない道具です。骨董の世界では、職人が丹念に打ち上げた古い麺切包丁が「料理文化を支える工芸品」として評価され、実用性を超えた価値を持つものとして扱われています。
出刃包丁とは
出刃包丁は、日本の伝統的な和包丁のひとつで、特に魚をさばくために生み出された包丁です。その特徴は厚みのある刃と重量感にあり、魚の骨を断ち切る際にも刃こぼれしにくいよう設計されています。刃先は鋭く、細かい作業から大きな魚の処理まで幅広く対応できるため、和食文化を支える代表的な調理道具といえるでしょう。
また、肉の下処理にも用いられることがあり、万能包丁の三徳や牛刀と異なり「骨付きの食材に強い」点が最大の魅力です。現代では家庭用からプロ仕様まで幅広く普及していますが、骨董市場においては職人が手掛けた出刃包丁が「調理器具を超えた工芸品」として扱われています。
柳刃包丁(刺身包丁)とは
柳刃包丁は、日本料理、とりわけ刺身を調理するために欠かせない伝統的な和包丁です。その名の通り柳の葉のように細長く鋭い形状を持ち、魚の切り身を一太刀で美しく引き切るために設計されています。刺身は食材の鮮度や包丁の切れ味によって味わいや見た目が大きく変わるため、柳刃包丁は「料理人の腕前を映す鏡」とも言われます。
家庭での調理でも人気が高まっており、近年ではプロ仕様のものから一般向けまで幅広く流通しています。しかし骨董品やアンティークの柳刃包丁は、単なる調理道具としてだけではなく、職人の鍛造技術や美意識を体現する工芸品としての価値を持っています。そのため、古い柳刃包丁はコレクターや料理愛好家にとって高い関心の対象となっています。
牛刀包丁とは
牛刀包丁は、日本の家庭やプロの厨房で広く使われている万能包丁のひとつです。名前に「牛」とついていますが、牛肉専用という意味ではなく、肉・魚・野菜を幅広く調理できる包丁として親しまれています。西洋料理のシェフナイフがルーツであり、日本の食文化に合わせて改良され、現在では「三徳包丁」と並ぶ代表的な調理器具になっています。
刃渡りは18cmから30cm程度と幅広く、長めの刃を持つため、一度に大きな食材を切り分けることが可能です。特に肉のスライスやブロック肉の下処理に適しており、プロの料理人から一般家庭まで幅広く利用されています。骨董の世界においては、単なる調理道具としてではなく、職人の技術や時代の背景を映し出す工芸品としての価値を持つものも少なくありません。名工が鍛えた牛刀包丁は、使い込むことで風合いを増し、美術品としての側面も帯びていきます。
三徳包丁とは
三徳包丁は、日本の家庭で最も広く普及している万能包丁のひとつです。名前の「三徳」とは、肉・魚・野菜の三つの食材を扱えるという意味からきています。一般家庭の台所に一本あるだけで、毎日の調理がほぼ完結するといわれるほど便利な道具です。西洋のシェフナイフに比べると刃渡りはやや短めで、日本人の手に馴染みやすく、扱いやすいのが特徴です。
骨董品やアンティークとしての三徳包丁は、単なる調理道具の枠を超えて、職人の技術や時代背景を映し出す工芸品でもあります。包丁は使われるごとに刃が減り、研ぎ跡が重なり、独自の風合いを帯びていきます。ひるねこ堂では、こうした三徳包丁を骨董的な視点から丁寧に拝見し、その魅力を再発見できるように努めています。
菜切包丁とは
菜切包丁は、日本の家庭に古くから伝わる伝統的な和包丁のひとつで、その名の通り「野菜を切る」ことに特化した包丁です。刃の形は四角く直線的で、刃渡りが短すぎず長すぎないため、葉物野菜や根菜をまっすぐに切るのに最適です。大根の桂剥き、キャベツの千切り、ゴボウのささがきなど、和食に欠かせない下ごしらえをスムーズに行えるのが大きな特徴です。
西洋式の包丁と異なり、菜切包丁は「押し切り」「引き切り」が容易で、野菜の繊維を潰さずに美しい断面を作り出すことができます。そのため食感や見た目の仕上がりも良くなり、料理全体の完成度を高めることにつながります。骨董市場においても、古い菜切包丁は単なる調理器具にとどまらず、時代ごとの食文化や職人の技を伝える貴重な工芸品として注目を集めています。
薄刃包丁とは
薄刃包丁は、日本の伝統的な和包丁のひとつで、主に野菜を美しく切るために考案された専門性の高い包丁です。三徳包丁や菜切包丁が家庭で広く普及しているのに対し、薄刃包丁はプロの料理人が和食の繊細な調理に用いることが多いのが特徴です。
刃は平らで直線的、かつ厚みを持たせず薄く仕上げられており、野菜の繊維をつぶすことなく滑らかに切ることができます。特に大根の桂剥き、細やかな装飾切りなどに最適で、切り口の美しさが料理全体の完成度を大きく左右します。
骨董の分野においても、薄刃包丁は実用性だけでなく、職人の高度な鍛造技術や時代背景を映し出す工芸品として高い価値を持ちます。名工による薄刃包丁は調理器具としてだけではなく、美術的観点からも鑑賞される存在となっています。
切出しとは
切出しは、日本の伝統的な和包丁のひとつで、小刀のようなコンパクトな形状を持ち、細かい作業に適した道具です。主に木工や竹細工、彫刻などの工芸分野で使用されるほか、料理においては細かい装飾切りや皮むきなどに活用されます。その用途の幅広さから、古くは家庭の日用品としても職人の必需品としても重宝されてきました。
骨董の世界における切出しは、単なる実用品としての価値だけでなく、職人の技術や歴史を映し出す工芸品として評価されます。鍛冶職人が丹念に打ち上げた刃には、その時代特有の技法や美意識が反映されており、一本ごとに異なる個性を持っています。現代でも新しい切出しは生産されていますが、古いものや名工による作品は希少性が高く、コレクターや愛好家に人気があります。
包丁/ナイフ:作家物とは
包丁や刃物の世界において、「作家物」と呼ばれる作品群は特別な地位を占めています。これらは単なる調理道具の枠を超え、日本が世界に誇る工芸技術の結晶として、国内外の愛好家から高い評価を受けている逸品です。
作家物の包丁・ナイフとは、個人の刀鍛冶や刃物職人が、その技術と美意識を込めて一振り一振り手作りで製作した作品を指します。量産品とは一線を画し、作り手の個性や哲学が反映された独創性豊かな作品として位置づけられています。これらの作品には、作家独自の製法、美しい刃文、繊細な装飾、そして長年培われた伝統技法が融合しており、実用性と芸術性を兼ね備えた貴重な文化財としての価値を有しています。
明治時代の廃刀令以降、多くの刀工が生活刃物の製作に転向したことで、日本刀の製造技術が包丁作りに活かされるようになりました。この歴史的な転換点により、包丁は「日本刀以上の切れ味」を持つとまで称賛されるほどの発展を遂げ、現在に至るまで世界最高峰の刃物として認知されています。作家物の包丁は、こうした技術継承の頂点に位置する芸術品であり、骨董品市場においても重要なジャンルとして確立されています。
現代においても、堺、関、土佐などの伝統的な刃物産地では、優れた技術を持つ職人たちが作家として活動し、独自の世界観を表現した作品を生み出し続けています。包丁の分野では、堺の伝統技術を受け継ぐ「堺一文字一平」や、古くから伝わる松炭火入れ鍛造法で知られる「久元」などが高い評価を受けています。一方、ナイフの世界では、越前鍛冶三代目で伝統工芸士の「佐治武士」による和式ナイフや、岐阜県関市の800年の刃物史を継承する「関兼常」などが、その技術力と芸術性で国内外のコレクターから注目されています。これらの作家物は、使い手の技術向上はもちろん、鑑賞対象としても多くの人々を魅了し、日本の刃物文化の継承と発展に重要な役割を果たしています。
SEKI CUT/セキカットとは
SEKI CUT/セキカットは、世界三大刃物産地として名高い岐阜県関市で、2000年にアウトドアナイフ部会に所属する有力なナイフメーカー20社が協同で立ち上げた共同ブランドです。800年の伝統を誇る関市の刃物製造技術を結集し、21世紀の夢のナイフブランドとして世界市場に向けて発信されました。現在では多くの製造工場が閉鎖され、職人の高齢化により生産が終了しているため、骨董品・コレクターズアイテムとして高い注目を集めています。
関市は鎌倉時代から続く日本刀鍛冶の聖地として知られ、「折れず、曲がらず、よく切れる」という美濃伝の理念を現代ナイフ製造に継承してきました。ドイツのゾーリンゲン、イギリスのシェフィールドと並ぶ世界三大刃物産地の一角を担う関市において、SEKI CUTブランドは関刃物産業連合会が厳選したナイフに与えられる特別な称号でした。その品質の高さと希少性から、現在は廃番・限定品として骨董品市場で重要な位置を占めています。
SEKI CUTの設立背景には、1992年に関市の20社のアウトドアナイフメーカーが関刃物産業連合会内にアウトドアナイフ部会を設立し、1999年に共同ブランド化を決定した経緯があります。アメリカや日本のカスタムナイフメーカーとのコラボレーション製品も手がけ、国際的な評価を得ていました。しかし、職人の後継者不足や工場の閉鎖により、現在では「幻のナイフブランド」として語り継がれています。特に新品未使用品や初期モデルは、コレクター市場において高い価値を持つ貴重な骨董品となっています。
Spyderco/スパイダルコとは
Spyderco/スパイダルコは、1978年にアメリカ・コロラド州で創業された革新的なナイフメーカーで、現在では骨董品・コレクターアイテム市場において極めて高い評価を受けているブランドです。創業当初はナイフの刃先を研ぐ「トライアングルシャープメーカー」の製造から始まりましたが、1981年に最初のフォールディングナイフである「C01ワーカー」を発表し、ナイフ業界に革命をもたらしました。この記念すべき初期モデルは、現在では骨董品として極めて高い価値を持つコレクターズアイテムとなっています。
スパイダルコの最大の特徴は、ブレードに開けられた特許技術である「サムホール」(丸い穴)です。この革新的なデザインは、片手での安全な開閉を可能にし、グローブを着用したままでも操作できる実用性を実現しました。右利き・左利きを問わない汎用性も備えており、従来のサムスタッド方式に比べてかさばらない優れた設計として、ナイフ業界の新たな標準を確立しました。この独創的なサムホール機構は、現在でもスパイダルコのアイデンティティとして受け継がれており、初期モデルから現代まで一貫した設計思想の証として、コレクター市場で高く評価されています。
もう一つの重要な特徴は「スパイダルコ・セレーション」と呼ばれる独特の波刃加工です。小波刃2:大波刃1:小波刃2のパターンで配置されたこの波状加工は、濡れたロープや厚手の繊維質素材の切断に優れた性能を発揮します。この技術的革新により、スパイダルコは単なる刃物メーカーを超えた存在として認知され、プロフェッショナルユーザーからアウトドア愛好家まで幅広い層に支持されました。現在では、初期のセレーション搭載モデルや限定生産品が骨董品市場で注目を集めており、特に1980年代から1990年代にかけて製造されたヴィンテージモデルは、その希少性と技術的価値から高い市場評価を維持しています。
Tsuge/柘植とは
Tsuge/柘植は、日本のナイフ界において極めて特異な存在として知られる作家・軍事評論家の柘植久慶氏(1942年6月21日生まれ、愛知県蒲郡市出身)がデザインした伝説的なサバイバルナイフシリーズです。柘植久慶氏は本名を平木啓一といい、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、実戦経験を積んだ極めて稀有な経歴を持つ人物として知られています。その経歴は一般的なナイフデザイナーとは一線を画し、1961年に大学1年生でありながらコンゴ動乱に参加、翌1962年にはアルジェリア戦争においてフランス外人部隊の格闘技教官として中尉待遇で従軍するという、まさに実戦の修羅場を潜り抜けた本物の体験を持っています。
柘植氏は1973年より作家活動を開始し、1999年2月時点で118点もの著作を発表する多作な作家でもありました。その著作は体験記、サバイバルガイドブック、ミリタリーアクション小説、歴史小説など多岐にわたり、特に『サバイバル・バイブル』シリーズは広く読まれ、日本のサバイバル文化に大きな影響を与えました。このような実戦経験と豊富な知識を背景として生み出されたTsugeナイフは、単なる工芸品やコレクターズアイテムを超えた、真の実用性を追求したサバイバルツールとして設計されています。
Tsugeナイフは岐阜県関市の刃物技術により製造され、伝統的な日本の刃物製造技術と柘植氏の実戦経験から得られた知見が融合した独特の存在感を放っています。現在は生産が終了しており、その希少性から骨董品・コレクターズアイテムとしての価値が年々高まっています。1990年代のナイフブーム期に製造されたこれらの製品は、当時の日本のナイフ文化を象徴する貴重な文化遺産としても評価されており、ナイフ愛好家のみならず、軍事史や戦後文化史の研究者からも注目を集める存在となっています。
Moki Knife/モキナイフとは
Moki Knife/モキナイフは、1907年に岐阜県関市で創業された老舗ナイフメーカーで、現在では骨董品・コレクターアイテム市場において極めて高い評価を受けているブランドです。当初は桜井ナイフ製作所として出発し、1980年代に現会長である桜井茂貴氏の名前にちなんで「MOKI KNIFE」に社名を変更しました。1987年からは自社ブランドの展開を本格化し、「ファクトリーナイフとしては世界一美しい」と評される精緻なナイフ製造で世界的な名声を確立しています。
モキナイフの最大の特徴は、工場生産品でありながらカスタムナイフに匹敵する品質と美しさを実現していることです。創業以来116年間にわたって「人の手に握られる道具は、人の手から生み出されなければならない」という哲学を貫き、一本一本に情熱を注いだ丁寧な手作業による製造を続けています。特に刃付けの精密さは業界でも伝説的で、「箱出しで産毛が剃れる」と称されるほどの完成度を誇っており、この技術力の高さが骨董品としての価値を支えています。
また、モキナイフはアメリカの権威ある組織KNIFE MAKERS GUILDの会員企業としても知られ、カーショウ、ベレッタなど世界の一流ブランドからOEM生産を委託される技術力を有しています。この国際的な評価と信頼は、「宝石のようなナイフ」と称される美しさと相まって、コレクター市場での高い需要を生み出しています。現在では初期モデルや限定品、特別仕様品などが骨董品として注目を集めており、特に1987年の自社ブランド開始初期から1990年代にかけて製造されたモデルは、その希少性と完成度の高さから高い市場価値を維持しています。
VICTORINOX/ビクトリノックスとは
VICTORINOX(ビクトリノックス)は、1884年にスイスのシュヴィーツ州イーバッハで刃物師カール・エルズナーによって創設された、世界最高峰のマルチツールメーカーです。ブランド名は創業者の母親の名前「ビクトリア(VICTORIA)」と、ステンレス鋼のフランス語表記「イノックス(INOX)」を組み合わせたもので、家族への愛情と革新的な技術への追求を象徴しています。
同社が世界的な名声を獲得したのは、1891年にスイス陸軍への軍用ナイフ納入が決定されたことがきっかけでした。さらに1897年には、現在のスイスアーミーナイフの原型となる「オリジナル・オフィサー・アンド・スポーツナイフ」の特許を取得し、マルチツールの歴史において画期的な地位を確立しました。この製品は、単なる道具を超えた存在として、スイスの国家的象徴となり、世界中の軍隊、探検家、そして日常生活における必需品として愛用されています。
現在のVICTORINOXは、マルチツール、キッチンナイフ、腕時計、トラベル&ビジネスギア、フレグランスの5つの商品カテゴリーを展開するグローバル企業として発展を遂げています。その製品は130年以上にわたって培われてきたスイスの精密技術と品質管理により、世界120カ国以上で販売され、累計生産本数は5億本を超える記録的な成果を残しています。骨董品としても高い価値を持つVICTORINOXは、技術革新の歴史と文化的意義を体現する貴重なコレクターズアイテムとして評価されています。
buck/バックとは
Buck/バックは、1902年にアメリカ・カンザス州で鍛冶屋の見習いだったホイト・バック(Hoyt Buck)によって創業された、世界屈指のナイフメーカーです。現在では骨董品・アンティーク市場においても高い評価を受けており、コレクターや愛好家から熱い視線を注がれています。
創業者ホイト・バックは、使い古したヤスリを原材料として独自の熱処理技術を開発し、従来のナイフとは一線を画する切れ味と耐久性を実現しました。この革新的な技術は第二次世界大戦中に大いに評価され、アメリカ軍兵士たちの間で愛用されたことから、Buck/バックナイフの名声は不動のものとなりました。戦後、息子のアル・バックと共にサンディエゴに移住し、1947年に「H.H. Buck & Son」として本格的な事業を開始。そして1964年、ナイフ業界に革命をもたらすModel 110フォールディングハンターを発表し、世界初の安全な折りたたみ式ロックブレード機構を完成させました。
現在、Buck/バックは4世代にわたって受け継がれる家族経営のナイフメーカーとして、アメリカを代表するブランドの地位を確立しています。特に1960年代から1980年代に製造された初期モデルは、骨董品としての価値が高く、コレクター市場では稀少性と品質の高さから注目を集めています。永久保証制度「Buck Forever Warranty」に象徴される品質への自信と、Made in USAにこだわった製造姿勢は、時代を超えて愛され続ける理由といえるでしょう。
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多くの都道府県を最低月1回でお伺いしておりますので、出張買取もお気軽にご相談ください。 ご自宅への訪問がご不安な方でも、店舗にてお品物を拝見します。
一般のお客様のみならず、全国の同業買取店様から骨董品・美術品のお問合せをお受けしております。 同業者からも頼りにされておりますので、安心してご利用いただけます。
骨董品・美術品は日々、相場が変動しております。
いかに多くのお品物をお取扱いしているかによって、その相場を見極めることができます。最新の相場から、最適な金額のご提示が可能となります。

愛新覚羅溥儒
「仕女」
買取価格:4,000,000円

河井寛次郎
「三色扁壷」
買取価格:1,800,000円

宮本理三郎
「とかげ」
買取価格:150,000円

高木治良兵衛
「銀滴岩目日ノ丸鉄瓶 」
買取価格:800,000円

時代物 変わり兜
「兎耳脇立据葵紋錣蒔絵」
買取価格:350,000円

中川浄益
「純銀南鐐急須」
買取価格:150,000円

鍔
「満月野犬屍図象嵌鉄地鍔」
買取価格:300,000円

二代徳田八十吉
「吉田屋写花瓶」
買取価格:400,000円

富本憲吉
「色繪梅竹瓶」
買取価格:500,000円

平安象彦
「京名所蒔絵寶石箪笥」
買取価格:80,000円

片岡球子 版画
「めでたき富士」
買取価格:500,000円
カテゴリーが設定されていません。
中華包丁の歴史は古く、中国の明代から清代にかけて広まったとされます。中国料理は炒め物や煮込みなど調理法が多彩で、大量の野菜や肉を効率的に処理するために、幅広の菜刀が普及しました。やがて日本に伝来すると、日本人の食文化に合わせたアレンジが加えられ、料理人や家庭でも利用されるようになりました。
種類は刃渡りや厚みによって分類されます。薄刃の中華包丁は野菜や魚に適し、厚刃のものは骨付き肉や硬い食材の処理に向いています。また、刃幅が広いため、切った食材をすくい取る「ヘラ」のような役割も果たし、作業効率を大幅に高めてくれます。
素材面では、伝統的な鋼製の中華包丁は鋭い切れ味と研ぎ直しのしやすさが特徴ですが、錆びやすい点があります。ステンレス製は錆びにくく家庭向けとして人気があります。さらに、ダマスカス鋼やスウェーデン鋼を使った高級品、名工「佐治武士」や「藤原照康」による作品などは、工芸品としての美しさと実用性を兼ね備え、骨董市場でも高い評価を得ています。
骨董品として中華包丁を鑑賞する場合、注目すべきはまず刃の鍛造模様です。鍛冶職人が幾度も火入れと鍛造を繰り返して生み出した地肌や波紋は、刀剣にも似た趣を持ちます。研ぎ跡や光沢の違いからは、その包丁がどのように使われ、どのように手入れされてきたかを読み取ることができます。
次に、柄(ハンドル)の素材や造形です。朴木(ホオノキ)や積層材、水牛の角などが用いられ、使用とともに手に馴染み、色艶が増していく姿は美術的価値を高めます。特に名工による作品は柄の細部にまでこだわりが感じられ、単なる道具ではなく「作品」としての存在感を放っています。
さらに、銘(サイン)の有無も重要です。佐治武士や藤原照康といった著名な職人による銘入りの中華包丁は、実用性を超えてコレクションの対象となり、美術品としての鑑賞価値を持ちます。これらは市場でも希少性が高く、所有者にとって大きな誇りとなる一振りです。
中華包丁を査定する際に重視されるのは、以下の点です。
状態:刃こぼれや錆の有無、研ぎ減りの程度は評価に直結します。ただし名工による作品は、使用痕さえも「歴史の証」として評価される場合があります。
銘の有無:職人の銘は価値を大きく左右します。特に「佐治武士」や「藤原照康」といった名工の銘がある中華包丁は、骨董市場で人気があります。
素材と仕上げ:ダマスカス鋼やスウェーデン鋼を使ったもの、黒打仕上げのものなどは希少性が高く、査定額が上昇する傾向にあります。
付属品:当時の箱や証明書が残っている場合は評価額がさらに上がります。
市場需要と希少性:現代でも中華包丁は多く作られていますが、古いものや名工によるものは数が限られており、希少性が高いため高額査定に結びつきやすいです。
ひるねこ堂では、これらの要素を総合的に判断し、お客様の大切な中華包丁を丁寧に査定いたします。ご家庭に眠っている一本が、思いがけず高額の価値を持つ可能性もございますので、ぜひお気軽にご相談ください。

この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございます。
多くの物をお買取りできましたこと、大変喜ばしく思います。
一見すると価値がないように見えるものでも我々からすると価値があるということは往々にしてございます。 「こんなもの見せてもいいのかしら…」とお悩みになる方も多いですが、どのようなお品物でも喜んで拝見しますので、 まずは一度お気軽にご相談いただければと思います。
弊社では多くの都道府県に最低月に一度は訪問しておりますので、遠方であっても出張買取の対応が可能となります。
この度はご来店いただき、誠にありがとうございます。 また、お父様の大切なお品物をご売却いただき、重ねてお礼申し上げます。
掛軸や陶磁器はどの時代のものなのか、どの作家のものなのかによって、金額が大きく異なります。 それらを特定するためには長年の経験によって裏打ちされた知識が必要となりますし、その時々の相場を把握するために国内外の相場を日々チェックしなければなりません。できる限りのご説明を差し上げましたが、ご満足いただいたようで何よりです。
弊社では単にお品物を拝見し、金額をご提示するだけでなく、 骨董品・美術品の鑑定という、なかなか体験することのない経験を良きものとして終えていただけるよう、 ご同行者様も含めて配慮いたしますので、ご安心してご利用いただけます。
引っ越し前に、父の遺品整理も兼ねて査定を依頼しました。骨董品に全く興味がなく値段の付け方も解らない私と母に、どういった物でどのような基準で値段を決めるのかを丁寧に教えて下さいました。また、初めに言っていた物に加え話してるうちに次々と思い出したかのようにタンスの奥から引っ張り出してくる母に対しても全く嫌な顔もせず最後まで親切に対応してくださ いました。
最近では沢山の買取り業者があり、私たち素人には何処が良いのかが全くわからず悩んでいましたが、ひるねこ堂さんの対応に安心し、納得して買い取って頂きました。私と同じような人が周りにいたら是非紹介させて頂きたいと思いました。
この度は弊社の出張買取をご利用いただきありがとうございました。 お引越し前の整理のお手伝いができたようで何よりです。ご自宅の整理につきましては、実に多岐にわたるお品物を拝見することが多いので、それだけ幅広い知識が必要となります。 弊社の鑑定士は日々、知識の向上に努めておりますので、どのようなお品物でも喜んで拝見します。
もちろん、全てのお品物に精通しているわけではございませんので、必要に応じて各専門家に意見を伺います。
分からないまま買取することがないようにしておりますのでご安心してご利用くださいませ。
お客様のコメント
3歳の孫と一緒にお店に伺いました。父の趣味である掛け軸と陶器の買取依頼をしました。
初めてなので緊張しましたが、担当の方が孫が退屈にならないように笑顔で声かけして頂いて緊張もほぐれてとても良い雰囲気 になりました。また知識豊富な方のようでこの店で査定して頂いて満足しています。これからも機会があれば利用したいと思っています。