高価買取作家

加藤十右衛門

1894年　現在の多治見市に生まれる
1940年　岐阜県可児市久々利大萱に八坂窯を開窯
1958年　岐阜県無形文化財に認定
1974年　逝去

岐阜県土岐郡笠原町、現在の多治見市の生まれであり、陶芸界でも有名な窯元で作品づくりを行いました。
桃山時代、美濃の陶工たちは志野や織部などとならび人気のあった、伊賀焼を模倣した茶陶を焼きました。美濃の陶土は伊賀のものとは異なるため、形だけをまねても伊賀焼のようにはならず、土の調合や釉薬を工夫しなければなりませんが、十右衛門は研究の末、途絶えていた美濃伊賀の技術を復活させました。

加藤十右衛門の開いた八坂窯では、美濃伊賀などの古い作品の写しが多数作られていました。また、窯を築いたことで、制作にも力が入り、多数の作品が生み出されています。

美濃、伊賀等の古作写しは特に有名な作品となっています。
戦後の美濃焼の再興や復元に尽力したことで、加藤十右衛門の子息、加藤芳右衛門、加藤光右衛門、加藤弥右衛門らや、加藤十右衛門に師事した甥の林英仁など、加藤十右衛門の系譜を継ぐものにより、彼の伝統や美濃焼が守られています。

加藤十右衛門の作品は、美濃焼の持つ艶やかな雰囲気をうまく表現し、加藤十右衛門なりの解釈を行ったうえで、モダンな作品に仕上がっています。

ひるねこ堂では「加藤十右衛門」の作品を高価買取しております。
関西圏（兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山）を中心に、全国各地（北海道・東北地方・関東地方・中部地方・中国地方・近畿地方・四国地方・九州地方）のご依頼に対応しております。
骨董品・美術品の売却なら「ひるねこ堂」にお任せ下さい。