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高価買取作家

川端近左

1947年 大阪生まれ

1966年 大阪市立工芸高等学校美術科(日本画科)を卒業

1970年 京都市立芸術大学漆芸科を卒業

2000年 6代川端近左を襲名

初代川端近左は名を佐兵衛、号を近左といいます。

川端家は滋賀県の出身と伝えられており、

家業の傍らで俳諧や日本画を嗜む趣味人であったとされており、

一方ならぬ興味を持っていた漆芸がいつしか家業になったと伝えられています。

「近江屋」の屋号と「佐兵衛」の名より「近左」と号しました。

初代の長男は日本画家・川端玉章であり、

漆芸は初代の弟が2代を襲名しました。

六代近左(本名 一价)は五代の長男であり、五代に師事し、平成12年に六代近左を襲名しました。

川端家は滋賀県(近江)の出身で代々、京都二条高倉上るに於いて但馬豊岡藩備前岡山藩などの御用油商を営んでいました。

家業の傍ら俳諧・俳画・日本画などをたしなみ、特に好きで蒔絵を始めたのがいつしか(天保年間頃)家業になったと伝えられております。

そうして、江戸時代「近江屋」の屋号と名字の「佐兵衛」を合わせたのが初代「近左」の始まりです。磨かれた漆芸の技とともに、その名が代々受け継がれ二百年続く由緒ある名跡となりました。

 

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