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佐々木象堂

1884年 新潟県で生まれる

1910年 独立する

1913年 日本美術協会展銅賞を受賞する

1925年 工芸済々会、无会に同人として参加する

1927年 第8回帝展初出品で特選となる

1929年 第10回帝展で特選となる

1955年 日本伝統工芸展で文化財保護委員長賞を受賞する

1959年 日本伝統工芸展で高松宮総裁賞を受賞する

1960年 重要無形文化財「蝋型鋳造」保持者に認定される

1961年 勲四等瑞宝章を受章する、逝去

 

佐々木象堂は、佐渡旧佐和田町に生まれており、非常に貧しい生活を送っていたとして知られています。

11歳の頃に奉公をして高等学校を卒業しています。

その厳しい環境の中でも、芸術に心を傾けていた事もあり、絵描きとしての人生を歩んで行く事を心に決めていました。

画家を志して四条派の絵師・野村文挙に弟子入りするため上京しましたが、極度の近眼であったのと、家族や日々の生活が困窮を極めていた事もあり、結果的に絵画で生計を立てて行くという夢を絶つ事となってしまったのです。

 

20歳の夏、初代鋳金家の宮田藍堂の門に入る事を決意します。新たな領域でありながらも、後が無いという事もあり、必至でその活動を続けて行った事が知られています。

そして、徐々に研鑽を続けて行くうちに、自らの作品なども出来上がってきて、名を『象堂』と名乗って鋳金家への道をより精進する事となっていきます。

そして、日々真剣な訓練を積む事によって、力を身に着けて行った佐々木象堂は、6年間の修行の末に師から独立を認められることとなります。

その後、佐々木象堂は他には無い独自の世界観を作品の中に詰め込み、新たな彫刻の世界を築き上げていきました。その評価を受けるのも、早い段階だったと言われており、なんと「鋳銀孔雀香炉」「金銅鳳凰置物」を帝展へ出品すると、特選となったという事で名を知らしめることとなります。

戦後には、日本伝統工芸展に出品を続け、その功績などから重要無形文化財保持者、人間国宝に認定をされたのです。

 

花瓶、香炉を主に手掛けており、天女、鳥、水生生物をモチーフとした置物に秀作を残しています。

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