高価買取作家
龝月明
龝月明(あきづきあきら)
1929年 和歌山県高野山に生まれる
1953年 京都市立美術専門学校洋画科卒業
中国清時代の画家:金冬心の画集に感動し水墨画を独習
1971年 今日の日本画展「鉢中の天」 出品 美術館買上
1989年 穐月明水墨画集「旅の途中頌」 出版
掛軸画家 龝月明(あきづきあきら)の作品の多くは観音や菩薩像、野仏などの仏画が多くあり、その他にも身近に存在しているような花や動物、挿し花などです。日本画らしい素朴なモチーフを題材に、水墨の濃淡を活かした独特の世界観を表現しており、美術界からの評価も非常に高い画家のひとりとしても有名です。
京美専卒業間近に見た清の金冬心に深い感銘を受け、独習により水墨画の世界に入ります。以来独り超然とその墨彩世界を追求、組織や団体に所属しなかったことから孤高の画家と称されています。
彼の代表作の中に「野の佛」があります。龝月明が得意としている、野仏を描いた作品なのですが、水墨画らしい淡く芳醇な雰囲気の濃淡が、味わい深く描かれている、素晴らしい作品です。龝月明は、中国の水墨画を、日本的な地味溢れる優しさと強さで描き続ける、貴重な存在の画家なのです。
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