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西村龍介

1920年 山口県小野田市で生まれる(本名:一男)
1938年 日本美術学校日本画科に入学する 太田聴雨・林武らに師事
1949年 日本画から油彩画へ転向して龍介と号した
1954年 第39回二科展にて「河岸」が初入選
1956年 第41回二科展にて「月のある風景」「鳥と植物」が特待を受賞する
1959年 サロン・ド・コンパレゾン展に招待出品する 同年第44回二科展にて「故園」「花」が二科金賞を受賞する
1964年 渡欧(同年帰国)
1968年 第53回二科展にて「古城」「館」が二科会青児賞を受賞する
1969年 第54回二科展にて「聖堂」「遥かなる聖堂」が会員努力賞を受賞する
1971年 第56回二科展にて「古城幻影」「城」が内閣総理大臣賞を受賞する
1989年 芸術選奨文部大臣賞を受賞する
2005年 85歳で死去

 

洋画家・西村龍介は、フランスの古城の静かなたたずまいを、日本画と洋画を巧みに融合し、

端正な構図、淡い色調の点描で描き、静謐な画風を示しました。

 

東京美術学校を卒業後、カワサキ小虎矢沢玄月に師事をし日本画を学ぶのですが、結果的には二科会の会員に抜粋されています。

西村龍介といえば、古城を描く作品が非常に多いことで有名です。

その有名な古城の風景画は繊細で写実的で風情にあふれるものになっています。

渡欧をした際に見せられた古城を生涯のテーマとして描き続けた西村龍介ですが、その作品は洋風のテイストばかりが目立つ、

模倣のような作品ではなく、日本画の良さと洋画の良さを混ぜあわせたようなバランスの取られた構図で描かれているのが特徴です。

 

そんな西村龍介の作品の中でも「水辺の城」は素晴らしい作品のひとつではないでしょうか。

点描法を彷彿とさせる細かく繊細なタッチで描かれたヨーロッパの古城は、その深い歴史の襞を今に伝える、古きよき佇まいとして表現されています。

ヨーロッパ独特のグレーに沈む空色も暗くなり過ぎず、バランスの取れたグラデーションで描かれ、非常に幻想的な空間を作りあげることに成功しています。

湖面に映る古城と後ろに生えた雑林達の淡いブルーでまとめられた色彩が何ともいえず、懐古的な気持ちにさせてくれるのです。

この作品でわかるように、西村龍介の絵画は清明の光り輝く美しい色彩を用い、洗練されたモダンなタッチで描く城やその周辺の群像は見る者の心を掴んで離しません。

 

古城シリーズを描くにあたり、幾度と無くフランスを中心とした周遊を繰り返す西村龍介ですが、このプロジェクトが美術業界でも高い評価を得ます。

フランスの古城を日本、洋の技術を織り交ぜ作り上げられた個展「西村龍介 水の抒情詩」が、

「日本画と洋画の技法を巧みに融合した日本的詩情豊かな独自の油彩表現を円熟の域に高めた」として非常に高い評価を得て、

芸術選奨文部大臣賞を受賞したのです。

その後も数々の功績を残していき、独特のマチエールと端正な描写、明快な構図、この古城シリーズを編纂した作品集「西村龍介画集」も発表しています。
97年東京八重洲の大丸ミュージアムで「喜寿記念・西村龍介展」を開催、2000年二科会を退会後は、

ハウステンボス美術館で「ヨーロッパ水辺の城 西村龍介展」を開催しました。

 

ひるねこ堂では西村龍介の作品を高価買取しております。
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