高価買取作家
中村清治
1935年 神奈川で生まれる
1958年 東京芸術大学油画科を卒業する
1966年 東京・銀座で初個展を開催する
1972年 渡欧
1974年 「黎の会」結成に参加する
1976年 渡仏
1983年 渡欧
1987年 中村清治展(読売新聞者主催、東京・名古屋・大阪)を開く
1993年 渡欧
2011年 死去
洋画家・中村清治は、室内での静物画や人物画を数多く発表しています。正確かつ丁寧な描写でとらえ、画面における光彩処理は深い熟考に満ちています。
穏やかな光粒子を湛えた柔和な色調と品格溢れる画面構成とで正統と評される洋画の道を真摯に歩みました。
画家を志して入学した東京藝術大学では伊藤廉の教室に所属し、卒業制作で学内賞の安宅賞を受賞するなど、学生時代からその実力が表れていました。
大学の油画科を卒業し8年後には、初の個展を開いており様々なグループで活躍をしています。
中村清治の作品の特徴はオーソドックスでトラディショナルな作風でありながら、フォルムの単純化、明暗を絶妙に使い分けたその色彩感覚に明快な色彩使いで描かれるマチエールはまさに写実的です。
常に新しい刺激を求める度を続けており、1994年の画業40周年を記念した「やわらかい光さしこむアトリエから」という記念展示の翌年にスケッチ旅行として渡欧しているどん欲さなのです。
この渡欧を機にこの世を去るまで短い間隔で渡欧を繰り返し、個展を開催するなど精力的に画家として活動を続けました。
芸術というものへの愛情を自分なりの表現で愛し続けた画家である中村清治。彼に動向は永遠に日本美術界に語り継がれることでしょう。
ひるねこ堂では中村清治の作品を高価買取しております。
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