高価買取作家
中村彝
1887年 茨城県水戸市で生まれる
1909年 第3回文展に初入選
1910年 第4回文展にて「海辺の村」が3等賞
1913年 相馬家の長女・俊子をモデルにした裸婦像が数点あり
1920年 ルノワールやロダンの作品を見て強い感銘を受ける
1924年 38歳で死去
中村彝はレンブラント・ルノワールらの影響を受け、肖像画を多く描きました。代表作はエロションコ像。
父を早くに無くしており、軍人の兄によって育てられました。その影響から自身も軍人を目指しますが、
肺結核にかかりその夢を諦める事を与儀なくされてしまいます。
そこで第二の夢として、芸術家を志します。陸軍学校の前に通っていた愛日小学校高等科で知り合った野田半三の影響で、
以前から絵を描くことに興味を持っていた中村彝は、療養しながら絵を描くようになります。
画業に励む決意を固めた中村彝は、白馬会洋画研究所で絵を本格的に学び始めます。
美術学校在学中には中原悌二郎、鶴田吾郎らと知り合い切磋琢磨しました。
18歳で本格的に絵画を始め、なんと22歳にて早くも文典に入選を果たしています。
初期の代表作としては、23歳に作成した海辺の村があります。 26歳から27歳ごろにかけてからは、
彼の代表的な人物画である小女裸婦画である少女裸像などを描き上げました。
この作品のモチーフとなった女性は、彼の絵画人生における重要な人物です。
この女性の名は相馬俊子と言い、彼が人生の中で最も愛した女性です。しかしこの恋は実らず、その事がその後の彼の作品に強い影響を与える事になります。
ひるねこ堂では中村彝の作品を高価買取しております。
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