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高価買取作家

塚越仁慈

1948年 静岡県伊東市で生まれる

1970年 武蔵野美術大学を中退する

1971年 渡仏

1972年 ル・サロンに出品する

1973年 太平洋展にて文部大臣奨励賞を受賞する

1976年 昭和会展に招待出品する

1979年 第14回現代日本美術展に出品する

1980年 安井賞展に出品する

1984年 第80回記念太平洋展で内閣総理大臣賞を受賞する

 

洋画家・塚越仁慈は、昭和から平成時代に活躍する日本 の洋画家です。

風景画を写実的に描き、その陰影やウソ偽りの無いレアリスムを追求した素晴らしい作品が多く残しています。

 

塚越仁慈は画家を目指し、一旦は上京していますが1970年に武蔵野美術大学を中退しています。その翌年、フランスに渡仏し運命を変えた画家であるジャン・ジャンセンに師事をしています。また、この頃藤田 嗣治に出会い彼にも影響を受けています。第一美術展において初出品時、大賞候補となっており奨励賞を受賞している経歴も持っています。

 

塚越仁慈はその風景画の多くを海外の自然や街並に焦点を絞り描き続けています。そのため、幾度となく渡欧、特に南欧に多く出向き絵画におけるモチベーションや洗練を求め続けています。

自らの原点である南欧に制作ができるうちは何度でも出かけ、そして未だ自分が気付いていない本当に描きたいものを見つけるために出向くと語っています。生涯をかけて、南ヨーロッパと向き合い、自らの芸術を完成させようとしているのです。

 

そんな塚越仁慈の作品の中でも特に目を引くのが水面です。「川辺の片隅」というフランスにある川辺、そして橋とその向こう岸に見える集落を描いた風景画です。

この作品も、その精巧な写実性で水面の自然な波立ちが表現されており、まるで現実にその場に立っているのかと見まごうほどです。フランス独特の鈍い空色も美しくたおやかで情緒的なタッチで描かれた構図により、むしろ聡明で陰健な印象すら受けることができるのです。

 

一方、「春を耕す(スペイン)」では一転、油彩独特の立体感を排除し、目の前に浮き上がるような風景を得がいた作品もあります。牧歌的でありながら、純朴、素朴という生温くも気持ちのよい風を感じれる作品になっています。まるで塚越仁慈を表しているのかのような人柄を感じれる作品になっています。

塚越仁慈は内閣総理大臣賞やハブスブルグ宮家より王朝芸術遺産賞を受賞するなど、フランスと日本の芸術の橋渡し的存在となっています。近年では個展を中心に作品を発表しています。

 

ひるねこ堂では塚越仁慈の作品を高価買取しております。

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