高価買取作家

八木一夫

1918年　京都市東山区に生まれ
1937年　京都市立美術工芸学校彫刻科卒業
1947年　第3回日展に「白瓷三彩草花文釉瓶」が入選
1971年　京都市立芸術大学美術学部教授就任
1979年　逝去

八木一夫は1918年に京都に生まれ13才で京都市立美術工芸学校彫刻科に入学しました。

卒業後は商工省陶磁器試験所の伝習生となり沼田一雅の「日本陶彫協会」に入会し陶彫を学んびました。

昭和21年より陶芸に専念するようになります。

昭和30年頃からは陶器の実用性を捨てたオブジェ作品の作製へと移っていった。

これらの作品は、陶土と火によりながら、従来のやきものでもなく、また彫刻でもない新しい造形へと踏みこむものでありました。

さらに、無彩の焼き締めによる作品を経て、黒陶という無機的で彫刻に近い表現が可能な手法へと至り、

機知やユーモアにあふれる優れた作品を次々と生み出していきました。

晩年は開かれた本、手や足などの具体的なイメージを使いながら、その簡潔なフォルムで、

彼の知性と情念を形式化したともいえる独自な観念的作風を示していました。

ひるねこ堂では「八木一夫」の作品を高価買取しております。

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