高価買取作家

石井不老

1899年　兵庫県で生まれる（本名:与三吉）

1954年　岡山県重要無形文化財に認定される

1964年　６５歳で逝去

　石井不老は備前焼を代表する作家の一人としてその知られている陶芸家です。

　備前焼とは土味を生かして作陶される焼き物の一つですが、その備前の土を使った宝瓶という取っ手のない急須が代表的な作風です。

　備前焼技術保存資格者であり、岡山県重要無形文化財保持者です。

　代表作は『心境宝瓶』という、十数年かけて全１０００巻ある般若心境全巻を１０００個の宝瓶の胴に彫りこんだ作品で、今でも非常に高い評価を受けています。

　細工物や備前茶陶の名手としても有名で、作陶を始めたころに明石で戸田秋嶺に師事し、学んだ朝霧焼を原点に、晩年には「不老の赤焼」という赤い茶碗を世に送り出しました。

ひるねこ堂では「石井不老」の作品を高価買取しております。

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