高価買取作家

渡辺又日庵

1792年　生まれる
1871年　逝去

江戸時代後期の武士であり茶人。尾張藩家老、渡辺半蔵家十代当主。

茶人としても活躍し、数々の名品を目利きで揃えた人物です。
三河奥殿藩主松平乗友の次男に生まれており、江戸で生活を送っていました。

名古屋に渡り、養父の隠居をきっかけに家督を相続することとなりました。

1819年に隠居を決め、家督を譲っています。渡辺の家督を譲った後、兵庫入道という名で出家しました。

1835年、又日庵と号し、茶道等、風流に生きました。
実弟の裏千家十一代玄々斎は、規綱の仲介で尾張藩に出仕し、十二代藩主・徳川斉荘の師となりました。
斉荘は歴代の藩主の中でも特に茶道に熱心で、規綱や玄々斎の影響もあり、それまで有楽流であった尾張家の茶道を裏千家に改めました。

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