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高価買取作家

音丸淳

1929年 誕生

2005年 逝去

香川県高松市に生まれ、人間国宝としても名高い漆芸家が、音丸淳です。

昭和期から平成にかけて活躍をしており、近代作家としての地位も高いことでも知られている人物です。

松田権六や音丸耕堂に師事をしており、高い技術を要する漆芸の世界で生き残るための努力をした努力家としても有名です。

1929年に生まれた音丸淳は天才漆芸家として呼び名の高い、音丸耕堂の三男としてこの世に生まれています。

1951年には若いながらも日展に初入選を果たし、大きな注目を集める作家として第一歩を歩み始めます。より研鑽を積むために東京美術学校工芸科で研究を重ね、卒業後はイタリア・ミラノのブレラ美術大学に留学。新たな視点から漆芸の世界へとアプローチを試みるため、多くのことを学んだと語られています。

日本伝統工芸展に入選しており、以後連続で入選を続けました。そして、日本伝統工芸展にて「堆漆茶入」が文化財保護委員長賞を受賞するという快挙を成し遂げて行きます。 制作意欲はおとろえることはなく、日本伝統工芸展にて「堆漆角皿」が総裁賞を受賞するなど、常に現役として活躍を続けていきます。紫綬褒章受章者としても知られており数々の銘品を残しました。

 

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