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高価買取作家

後藤純男

1930年 千葉県野田市で誕生
1947年 山本丘人に師事
1986年 内閣総理大臣賞受賞
1987年 北海道空知郡上富良野町にアトリエを構える
1988年 東京藝術大学美術学部教授
1999年 千葉県銚子市「後藤純男美術館」開館
2002年 埼玉県北葛飾郡松伏町 名誉町民
2006年 旭日小綬章受章
2016年 日本芸術院賞・恩賜賞を受賞
2016年 86歳 没

 

日本画の画家。

師・山本丘人の紹介により田中青坪にも師事をしています。
ここで、本格的に絵画技術を研磨していき、1952年に再興第37回院展で「風景」が初入選しました。

実家が真言宗であったということで、1955年頃から関西や四国の真言宗の寺を巡って生き、スケッチを続けることに没頭していきます。
さらに、寺だけでなく北海道、中国など様々な場所へと赴いてはスケッチをし、その作品を仕上げては秀作を生み出し続けました。

そんな寺を描いた作品の一つである1987年に描かれた「緑映(大原三千院三段の内)」は、重厚な雰囲気を醸し出す、様々な思いを感じ取れるような作品です。
真言宗を中心に描く後藤純男の絵画は同宗総本山の長谷寺に「春夏秋冬」が奉納されるなど、芸術と宗教を強く結びつける重要な偉業を行いました。

 

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