高価買取作家
ドーム兄弟
19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したガラス工芸家で、兄・オーギュストと弟・アントンによってガラス工房が設立された事で「ドーム兄弟」と呼ばれています。
ドーム兄弟はアールヌーヴォーを代表する作家です。
陶器業界の変革的な存在でもあり、ドーム兄弟が存在していなければ、現在の陶器界も全く違ったものになっていたでしょう。
兄は1878年、弟は1887年に生まれています。
父、ジャンドームが経営をしていたガラス工場に入っており、そこでガラス工房の技術に研鑽を積んで行きます。
1889年に開催されたパリ万博で出品した作品が大成功を納め、このガラス工場でもアートとしての価値を高めていくような、そんな装飾的で新しい作品作りの生産を始めて行きます。
ドーム兄弟の開発した技術としては、アンテルカレール(内部装飾技法)に、ヴィトリフィカシオンなど、装飾的である美術表現が開発され、その後の陶器デザインの在り方を変化させます。
自ら作品を作るだけではなく、パート・ド・ヴェール作家でもあった、アマルリック・ワルターにジャック・グリューベールや、アンリ・ベルジェなど、当時名を馳せていた、希代の美術家達を迎え入れ、斬新で革命的な陶器を生み出し続けています。
1920年代には、一転、アールデコ様式の作品を多く手掛けて行くこととなり、その時代に合わせたトレンドの美術様式に合わせた、柔軟な作品を生み出し続けて行きました。
高級なクリスタルガラスメーカーとして、現在も非常に人気が高いです。
ひるねこ堂では「ドーム兄弟」の作品を高価買取しております。
関西圏(兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山)を中心に、全国各地(北海道・東北地方・関東地方・中部地方・中国地方・近畿地方・四国地方・九州地方)のご依頼に対応しております。
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