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古谷石(銘:石友斉百穂作)

2019.12.04

 

お客様より買取致しました鑑賞石・水石「 古谷石 銘:石友斉百穂作」

 

本日は「古谷石」ついてご紹介いたします。

 

古谷石(ふるやいし)の主産地は、和歌山県の一部の山中で採石されていた石

 

古谷石は、いわゆる土中石、掘り出して採取できる石とされ

 

採石してすぐは灰土が付着してるため、時間をかけて灰土を落とす作業があります

 

そうして長い年月を愛でた石が古谷石として、見応えのある水石となります。

 

 

 

 

 

 

 

■~名石の産地~■

 

水石といっても種類は豊富、日本は地質学的に見ても多様な石を産する地域と言われていることから偶然にも水石の文化に適した地域だったのかも知れません。

名石の産地としては特に北海道の石狩川上流の渓谷にある神居古潭(かむいこたん)で採石できる石は名石と知られ、非常に硬く、深みのある光沢が美しいと愛石家から定評があります。

 

■~三大産地~■

 

石には様々な形や種類がある中の一つである「滝石」、静岡にある安部川や富士川は急流のため石の変化が楽しめるとも言われています。

濃尾(のうび)平野に流れる「揖斐川」(いびがわ)に琵琶湖の水が注ぎこむ「瀬田川」、そして静岡にある加芝川。

これらは三大産地と知られ、愛石家は挙って採石に励んでいたとされます。

水石の中でも人気である瀬田川石、表面に梨の肌のような細かい斑点の出る梨地真黒(なしじまぐろ)や珪石(けいせき)と粘板岩(ねんばんがん)が縞状になることで形成される「虎石」が有名です。

 

■~古谷石~■

 

河原で採石される川石に対し、山で採掘する石を山石と言います。

紀伊半島中央の山中に産する古谷石は代表的な石になります、古くは江戸時代に紀州徳川藩の領地から採掘された古谷石は贈答品に用いられていたと書物に明記されていたほど古い歴史があります。

 


 

『古谷石』をお持ちの方は、ひるねこ堂へ是非ご相談下さい。

ひるねこ堂では『古谷石』を高価買取致しております。

 

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