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高価買取作家

玉置保夫

4代目略歴

1941年 生まれる

1961年 県陶磁器試験場に入所

1965年 日本伝統工芸展に初入選

1980年 日本陶磁協会賞受賞

2008年 県重要無形文化財(織部)保持者に認定

 

 4代目玉置保夫は代々続く窯元の家に生まれますが、グラフィックデザイナーを目指して美術大学に挑戦しました。

 東京で浪人中、展覧会で見た桃山時代に美濃で作られた織部の、絵画のようなモダンなデザインを目にして感動。美大受験をやめ、県の陶磁器試験場に入りました。

 

 「ぎりぎりの赤色を出すのに苦心した」という赤志野が評判になった1980年、その年の陶芸界で最も活躍した作家に贈られる日本陶磁協会賞を受賞しました。

 志野も黄瀬戸も、自分らしさを追究し、美しいグラデーションや曲線の図形などを配した革新的作品を生み出します。

 4代目は特に織部焼に力を入れることで、数々の名品を生み出しました。その功績が認められ、2008年に県重要無形文化財(織部)保持者に認定されました。

 

 新しい技法の開発には余念がなく、陶芸の道を歩んで半世紀、織部の継承者は前進し続けています。

 

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