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高価買取作家

加藤唐九郎

1898年 愛知県瀬戸市に生まれる

1914年 製陶業を始める

1952年 無形文化財有資格者に認定される

1960年 永仁の壷事件起こる

1961年 一無斎の号を得る

1985年 逝去(享年87歳)

加藤唐九郎は1897年に愛知県東春日井郡水野村に生まれ、窯業を営む加納桑次郎の子として幼少の頃よりこ陶芸の世界を知り得た環境にいたようです。1908年になると父が製陶業に専念することとなり、瀬戸町乗越に住所を移しました。自らも、そんな父の姿を見ながら陶芸家としていきて行くことを決意。中根塾に入門し、南画・漢籍などを学ぶようになっていきます。1914年には、製陶工場の一部の使用権を譲り受けることとなり、加藤唐九郎本人も本格的に陶芸家としての道を歩み始めます。

その後幼馴染であった5歳年下の妻、きぬと結婚をしており、ここから瀬戸系の古釜の調査や研究に没頭していくこととなります。「黄瀬戸」の中で、瀬戸焼の祖とされてきた加藤四郎景正の実在を疑ったことで大きな話題となり、過激派からの仕打ちなどで自宅が焼き討ちなどにあいます。

1952年に織部焼の技術で国の無形文化財有資格者に認定されながらも、 永仁の壺事件でその権利を剥奪。しかし、陶芸の世界に広く貢献した事からも1965年には毎日芸術賞を受賞しました。

 

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