高価買取作家
加藤卓男
191年 9月12日、五代加藤幸兵衛の長男として生まれる。
196年 フィンランド工芸美術学校修了。
196年 第6回日展で特選北斗賞受賞。
197年
イラン・パーレヴィ王立大学付属アジア研究所留学
およびペルシア古陶発掘調査に参加。
198年 宮内庁より正倉院三彩の復元制作を委嘱される。
198年 岐阜県重要無形文化財に認定される。
198年 トルコ・トプカプ宮殿美術館にて個展。
198年 紫綬褒章受章。
199年 伊勢神宮の御神宝「陶猿頭形御硯」を制作。
199年 国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
199年 岐阜県名誉県民の称号を受ける。
200年 1月11日、永眠。
加藤卓男は1917年に陶芸の街でもある岐阜県多治見市に生まれています。生家も陶芸を生業としている場所であり、父、加藤幸兵衛に師事をしていくこととなったのです。
加藤卓男は、古代ペルシア陶器の斬新な色彩や独創的な造形、釉調に魅力を感じ、西アジアでの長年の発掘研究を経て、滅び去った幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ、青釉、三彩、ペルシア色絵など、高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合に成功しました。
一方、昭和55年に宮内庁正倉院より正倉院三彩の復元制作を委嘱され、約9年の研究の末、「三彩鼓胴」「二彩鉢」を納入しました。このように、学術および芸術文化に寄与した功績により、平成7年に国指定重要無形文化財保持者(人間国宝) に認定されました。
その後にも、重要無形文化財保持者として認定されており、他界した後も、故人として織部賞の特別賞を受賞するなど、この世を去ってもなお高い評価を受け続けることとなったのです。
また、加藤卓男は著書が多いことでも有名で、「美濃の陶華」淡交社 、「織部の文様」光村推古書院、「美濃」保育社、「ペルシャ陶器」保育社、「三彩の道」学生社、「やきもののシルクロード」中日新聞社、「ラスター彩遊記・砂漠が誘う」日経新聞社、など、数々の著書を残しています。
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