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高価買取作家

川瀬忍

1950年 神奈川県で生まれる

1968年 祖父(初代・竹春)、父(2代・竹春)のもとで作陶を始める

1976年 初めての個展を開催

1977年 竹春3代展を開催

1981年 日本陶磁協会賞を受賞

2014年 日本陶磁協会賞金賞を受賞

川瀬忍は陶芸一家に生まれ、父親は2代・川瀬竹春で、祖父はその初代に当たります。

1968年にはこの2人の元で作陶を始めることになりました。日々の鍛錬と研究の末、現代陶芸「寛土里」で個展を開催することに。この個展にて既に才能を発揮していたことで、陶芸界にも衝撃を与えることとなったのです。

川瀬忍の作品は柔らかな曲線で表現された青磁や手が切れてしまうのではないかと思わせるほどのシャープさのある洗練されたフォルムが特徴で、どれも実に色鮮やかな発色が特徴です。

自然界からの閃きを求め、その都度テーマを決めてから個展を開催するこだわりを持っています。また、土の持つ柔らかな温かみを表現したいと、様々な角度から青磁に取り組んでいます。

川瀬本人は台北の故宮博物院に展示されている青磁が一番の好みであると語っており、固く楷書的な存在の青磁ではなく、優しく艶めいたものに惹かれるという言葉を残しています。そういった、伝統を重んじながらも、ルールと権威に縛られることの無い自由な精神が素晴らしい作品を生み出し続ける秘密なのかもしれません。

 

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