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高価買取作家

黒田正玄

十四代略歴
1967年 京都生まれ
2014年 十四代 正玄を襲名

 

初代正玄は、元々武士で丹羽長重に仕えていた。しかし関ヶ原の戦いで丹羽氏は西軍に付き改易、浪人となったために剃髪して大津に移り住み、竹細工職人となった。評判の竹細工師となった正玄は小堀政一(遠州)からの注文を受け、茶道界・江戸幕府とのつながりを作る。以後明治維新に致るまで、歴代三千家・将軍の御用達柄杓師となる。

10代正玄は9代正玄の早世により急遽婿養子となった人物だが、家督相続が明治維新と重なり、庇護者である幕府が崩壊、茶道も衰退する中、家業の保持に苦心した。その後を嗣いだ11代正玄も早世、12代正玄は周囲の援助を得ながら、戦中・戦後の困難な時期に家業を支えた。
竹細工や柄杓師を務める家が、代々襲名する黒田正玄。
千家十職のひとつと言われており、台子や香合、花入など竹を使う茶道具を中心に製作しています。

関ヶ原の戦いの時に丹波氏が西群となり、浪人となってしまいます。そこから、竹細工を作る職人となり、結果的にはその手仕事の能力の高さが買われ正玄は小堀政一から注文を受ける事に。

 

三千家の将軍の御用達柄杓師となっていき、その名を茶道具の世界に広めて行くこととなります。

初代の頃は、大徳寺156世住持、江月宗玩の元に参禅していたという背景もあり、千宗旦に紹介されて柄杓を作ることとなります。
2代目は、27歳の時に家督相続となるなど若くして黒田の系譜を継ぎます。 徳川家光の御用柄杓師となり活躍をしていきます。
4代は、将軍家・三千家御用を務めているのですが、40歳という若さでこの世を去ってしまっています。

結果的に、5代目は4代目に子供がいなかった事で、二代の妻の実家である、勝見五郎兵衛家から養子に迎えられた才次郎が家督相続。 しかし、その才能は高く、徳川吉宗や表千家・如心斎、裏千家、さらには、又玄斎に武者小路千家・直斎などの御用を勤めていきます。
12代目は、叔父であった黒田常次郎と父の弟子・上田定次郎に後見されます。 政府認定技術保存資格者と紺綬褒章受賞という、名誉ある賞を受賞するに至ります。
現在14代目となっており長い歴史を持つ伝統的な系譜として茶道具の世界では非常に有名です。

 

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