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高価買取作家

今泉今右衛門

1962年 佐賀県有田町に生まれる

1985年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科(金工専攻)卒業 福岡(株)ニック入社

1988年 京都・鈴木治先生に師事

1990年 有田・父、13代今右衛門の許、家事に従事

1996年 日本伝統工芸展 入選(~2013)
    佐賀県美術展 知事賞受賞

    一水会陶芸部展 一水会賞受賞(1996、1998)

    日韓野外陶芸展出品(佐賀 世界炎の博覧会)

    (財)今右衛門古陶磁美術館の学芸員に就任

1997年 韓日現代陶芸交流展出品(韓国 昌原市)

    出石 磁器トリエンナーレ受賞

    日本陶芸展入選(~2013)

    西部工芸展 鹿児島放送局賞受賞

1998年 日本伝統工芸展 工芸会会長賞受賞 正会員に推挙さる

    佐賀銀行文化財団 新人賞受賞

    佐賀新聞文化賞奨励賞受賞

2002年 14代 今泉今右衛門を襲名

    色鍋島今右衛門技術保存会会長となる

    (財)今右衛門古陶磁美術館の理事長に就任

    一水会陶芸部 会員優賞受賞

2004年 日本伝統工芸展 東京都知事賞受賞

2008年 西日本陶芸美術展 優秀賞受賞

    MOA岡田茂吉賞 工芸部門 優秀賞受賞

2009年 紫綬褒章授章

2012年 日本陶磁協会賞を受賞

今右衛門の色絵磁器は、「色鍋島」を現代に伝える格式高い陶器を作り、現在でも伝統に新しいエッセンスを加えた作風の作品を発表しています。 赤絵の調合・技術については一子相伝の秘法として十四代まで伝えられ、その卓越した技術は、国の重要無形文化財保持団体の認定を受けています。

今右衛門では、江戸期の手仕事の技術を次の世代に継承することと、その技術によって造り出された色絵磁器により、現代の人々の暮しを豊かにすることを大きな理念としています。

平成14年に十四代を襲名し、「色鍋島今右衛門技術保存会」の会長となり鍋島の代々の仕事を継承しています。

また、江戸期からある染付の中に白抜きの文様を作るときに用いる「墨はじき」と呼ばれる技法に着目し、「藍色墨はじき」「墨色墨はじき」、更には墨はじきを重ねていく「層々墨はじき」、微妙な白の雰囲気の「雪花墨はじき」と意欲的に作品づくりに励み、品格の高い、現代の色鍋島をつくりだしています。

 

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