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高価買取作家

一后一兆

1898年 石川県生まれ。

1930年 第二回 聖徳太子展入選

1943年 第一次 美術工芸技術保存認定

1946年 第一回 日展入選

1947年 第三回 日展入選

1948年 第四回 日展入選

1950年 第六回 日展入選

1951年 第七回 日展入選

1953年 第九回 日展入選

1991年 没。

 

一后一兆は、石川県に生まれ、輪島塗の名人であり最高峰の蒔絵師として評価されています。

その素性はあまり知られおらず、また市場に出回る作品も少ないのですが、彼の作品には多くの人々の心を動かす魅力を持っており、現在でも茶道具は高値で取引され、特に棗は評価が高いのです。

蒔絵の世界に憧れて修行を重ね、日展などに数多く入選しています。独特の色彩感覚と他の絵師には無い大胆さ、構図力を持ち日本最高峰の蒔絵師と称されています。

特に棗に秀作を多く残しており、千家宗匠の書付認定塗師として高い評価を受けています。

一后一兆の大きな特徴といえば、間違いなくその豪華絢爛な作風ではないでしょうか。さらに、その豪華な雰囲気だけではなく、繊細で細部まで緻密にデザインされている技術力も挙げられるでしょう。その世界観はとにかく見る者を圧倒します。棗においては、茶道具の世界でも一目置かれており、トップレベルの茶会などでも頻繁に使用されている事が知られています。この棗に施される蒔絵が豪華なことに、全て金蒔絵というのも一后一兆らしい制作方法とされています。贅の極みをいやらしく使うのではなく、技術の高さがあるからこそ、使われる素材全てが最高峰となっていったのです。

どの作家よりも、美しくそして華やかな作品を生み出すことにこだわりを持ちつづけた作家、それが一后一兆という人物だったのです。

 

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