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高価買取作家

木内克

1892年 茨城県で生まれる

1912年 上京し、彫刻家・海野美盛のもとで彫刻を学ぶ

1914年 朝倉文夫の彫塑塾に入門する

1921年 渡欧し、アントワーヌ・ブールデルの指導を受ける

1927年 陶芸家エドモン・ラシュナルを訪ね陶器を始める

1930年 テラコッタ技法を学ぶ

1935年 帰国する

1938年 木内克作陶展を開催する

1970年 第1回中原悌二郎賞を受賞する。紺綬褒章を受章する

1971年 勲三等瑞宝章を受章する

1974年 第29回茨城国体モニュメントを制作する

1977年 逝去

 

西洋美術に魅入られ西洋的な美しさを追求した作品を数多く残し、その実力と共に世界の彫金家として名を馳せた人物、「木内克」。

二科展などに多数出品し、テラコッタの作品を多く残した。妻の「木内てる」も彫刻家としても有名です。

 

1892年に茨城県水戸市に4人兄弟の末っ子として生まれ、賑やかな家庭で育ち、1912年頃、彫金家への夢を持ち上京を果たしています。

彫刻家の海野美盛に師事を受け、類いまれにみる才能を徐々に開花させることになります、朝倉文夫の彫塑塾に入門してからは、海外の作品などにも強く影響を受け続ける事となり。

 

新たな世界を導き出す、海外の数々の作品の美しさに触れた事で、1921年に渡英をする事となるのです。

半年間ロンドンに滞在し、その後パリにわたり、そこでブールデルの指導を受けることとなり、木内克の未来を大きく変化させるものとなり、結果的に数多くの功績を残す事とになります。

帰国後には、新樹会展に出品し始めたりと、精力的に彫刻家としての地位を上げて行きます。

 

そして、第一回中原悌二郎賞受賞。 この受賞をキッカケに数多くの世界を築き上げ、さらには多くの功績を残す事となります。

第29回茨城国体モニュメントに「女神像」製作なども、多くの人々に衝撃を与えた作品として今でも語り継がれています。さらには、多くの後進の指導にもあたっていたという、熱心な人柄も広く言い伝えられています。

西洋の美術に見せられながらも、そこでは日本人特有の味わいの深い作品を残しつづけた木内克。

 

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