高価買取作家
海野建夫
1905年 東京都で生まれる
1921年 吉川霊華に師事する
1931年 東京美術学校金工科彫金部研究科を終了する
1929年 帝展で初入選する
1932年 帝展で特選となる
1937年 パリ万国博覧会で銀賞を受賞する
1949年 日展で審査員をつとめる
1950年 日展依嘱出品となる
1952年 東京藝術大学教授となる
1960年 日本体育協会のオリンピック・ローマ大会芸術視察員となる
1964年 東京オリンピック大会芸術特別委員会幹事となる
(日本オリンピック委員・日本スポーツ芸術協会副会長などもつとめる)
1966年 現代工芸美術家協会参与となる
1967年 日展で内閣総理大臣賞を受賞する
1969年 東京藝術大学名誉教授となる。光風会理事となる
1973年 日展理事となる。茨城文化賞を受賞する
1978年 日本新工芸連盟代表委員となる
1982年 11月17日逝去
天才的な感覚を持ち合わせた世界的な彫刻家、彫金家です。その悠揚譲らぬ作品と繊細な技術で生み出される彫刻作品の数多くは、とても評価されており、数々の賞を受賞しているほどの腕前となっています。
幼少の頃より、芸術的な世界に興味を抱いていただけに、そのまま東京美術学校へと入学する道を選んでいます。
勿論、そこでも良い成績を数多く残しており、優秀な生徒でもあったという事です。
そして、その東京美術学校を卒業した後には、自らの作品作りに没頭していきます。
もともと、創造性そして造形美、さらにはモダンな感覚を持ち合わせていた事もあり、生み出される作品は様々な功績を残しています。作風は伝統的な彫金法にメタリックな現代的感覚を加えた独自のものであった。
また、東京藝術大学名誉教授でもあり、後世の育成にも尽力していた事でも知られています。
そして、注目すべきがその賞の獲得経歴です。帝展に初入選を果たした後、怒濤の勢いで素晴らしい賞を受賞しつづけていきます。そういった功績が認められたのか1955年には光風会会員として、後進の技術の発展などに順力する機会を得ています。さらには、3年後には活躍を見せていた日展での会員として推挙されています。
それでも自らの芸術への魂を衰えさせる事は無く、日々自らの作品作りに研鑽していました。そういった努力から、1967年には、内閣総理大臣賞、芸術院賞など名誉ある賞を受賞することとなったのです。日本、そして世界的にも評価の高い芸術家、海野建夫。彫刻の世界は彼無しでは寂しいものになっていた事でしょう。
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