高価買取作家
林喜市郎
1919年 千葉県野田市で生まれる
1950年 民家をたずねて制作を始める
1970年 全国勤労者美術展知事賞を受賞する
1971年 一水会入選
1973年 ブロードウェイギャラリーにて個展を開催する
1975年 日伯現代美術展で入選 ブラジル展選抜
1999年 80歳で死去
洋画家・林喜市郎は、日本全国の古民家を描き続け、「民家の画家」として知られています。
50歳を過ぎてから画家として世に出て来るという異色の芸術家です。その作品は郷愁を呼ぶ心温まるタッチで描かれ、
季節の移り変わりを感じることができる繊細な写実性に富んだ透明感のある作風でした。
全国の民家を訪ね歩いては描き続け、日本の素晴らしい文化を後世にう伝えるために精力的に活動します。
1946年にシベリアに勾留されながらも、その後敗戦となり日本に戻り画家を志すようになります。
その経験もあり、故郷の残さなくていけない美しい風景と民家をモチーフにしていたのではないでしょうか。
そんな林喜市郎の作品で数多く描かれているのが、山梨県の忍野村の風景です。
ダイナミックな出で立ちの富士に、小川が流れるのどかな農村に民家が映えるように描かれた作品です。
優しくも写実性に富んだ油彩独特のタッチが郷愁を呼び起こさせる、バランスの取れた素晴らしい作品になっているのです。
林喜市郎の集大成として1981年には「民家を描く12ヶ月」という自叙伝的な著書も刊行しており、
遅いデビューではありましたが素晴らしい功績を多々残します。
日本の美術家であることを誇りに、愛国を貫きとおした誰よりも強い信念を持ち続けた画家だったのです。
ひるねこ堂では林喜市郎の作品を高価買取しております。
関西圏(兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山)を中心に、全国各地(北海道・東北地方・関東地方・中部地方・中国地方・近畿地方・四国地方・九州地方)のご依頼に対応しております。
骨董品・美術品の売却なら「ひるねこ堂」にお任せ下さい。