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青木繁

1882年 福岡県久留米市に生まれる

1896年 中学時代、森三美につき洋画を習う

1899年 画塾「不同舎」に入り主宰者の小山正太郎に師事する

1900年 東京美術学校(現東京芸術大学)西洋画科選科に入学

1903年 白馬会8回展に出品した『神話画稿』が白馬会賞を受賞

1904年 美術大学を卒業後、代表作『海の幸』を描く

1908年 九州各地を放浪する生活に入った。「月下滞船」作成

1911年 持病の肺結核が悪化し、28歳で死去

 

 青木繁は明治期日本絵画のロマン主義的傾向を代表する画家として高く評価されています

洋画家、坂本繁二郎と同級生としても知られています。29歳になる前にこの世を去ったため、作品数は多くはありませんが、強烈で印象的な作品を残しています。「太く短く」という言葉を体現しているような人物です。人間の才能が開花するのに年齢は関係ないのだということを改めて実感させられます。代表作の一つに「海の幸」があります。青木繁を知らないという人でも、この絵はどこかで見たことがあるかもしれません。青木の確かな画力と豊かな想像力により可能となったこの絵は、観る者を圧倒します。

1902年(明治35年)秋から翌年正月にかけて、久留米から上京していた友人・坂本らと群馬県の妙義山や信州小諸方面へスケッチ旅行へ出かけています。これは無銭旅行に近い珍道中だったことが坂本の書簡などから窺えるのですが、青木はこの旅行中に多くの優れたスケッチを残しています。

 『古事記』を愛読していた青木の作品には古代神話をモチーフにしたものが多く、題材、画風ともにラファエル前派などの19世紀イギリス絵画の影響が見られます。「わだつみのいろこの宮」は古事記を題材とした作品なのですが、当時の評価は芳しくありませんでした。しかし、非常に高い完成度の作品であり、現代では青木の代表作の一つとされています。絶筆である「朝日」には昇ってきた太陽と輝く海が描かれています。

 

 

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