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高価買取作家

藤田喬平

1921年 東京都で生まれる
1944年 東京美術学校工芸科彫金部を卒業
1947年 岩田工芸硝子に入社
1976年 日本ガラス工芸協会会長に就任する
1986年 第25回日本現代工芸美術展に招待出品し、文部大臣賞を受賞
1989年 恩賜賞・日本芸術院賞を受賞
1994年 勲三等瑞宝章を受章
1997年 文化功労者となる 紺綬褒章を受章する
1998年 ガラス・アート・ソサエティーより ライフタイム・アチーブメントアワーを受賞する
1999年 市川市名誉市民となる
2002年 文化勲章を受章する
2004年 逝去

 

イタリアで学んだ色ガラスと金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)で独自のガラス工芸分野を確立し、

日本のみならず世界でもその名が知られているガラス工芸家として活躍を見せました。

 

ガラス工芸家を志していた藤田喬平ですが、当時はガラス工芸を専門に教える学校がなく、

東京美術学校工芸家彫金部に入学し、彫金を学んでいました。
正倉院の展覧会で見たペルシアンガラスに魅せられた藤田喬平は本格的にガラス工芸家を志すようになり、

岩田硝子製作所(現・岩田ガラス工芸)に入社します。

 

岩田硝子製作所はガラスアート、ガラス工芸の向上に尽力した岩田藤七が設立したもので、

藤田喬平はガラス工芸の基礎を学びながらガラス工芸職人として制作にあたっていました。
個展を中心に作品を発表し、デンマークの作品展に招待出品を受けるなど世界的にも名声が高まり、

スウェーデンのオレフォス社でクリスタルガラスの作品を制作するなど海外での活躍が目立つようになりました。

 

初期の頃は透明ガラスに雲母を散らした皿や鉢を中心に制作していましたが、次第に色ガラス作品へとシフトしていき、

ヴェネチアングラスを本場で制作してからは作品に幅が広がり、高度な技術を惜しまず見せてくれる作品を数多く制作しました。
色ガラスと金箔を混ぜ合わせるという独自の世界観を確立し、大きな成功を手に入れることになりました。

 

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