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前端春斎

生没年不詳 初代
1936~ 2代
1964~ 3代
1984年 3代目を襲名

 

前端春斎は、石川県の塗師が代々襲名している名称で、当代は3代春斎です。
初代は山中塗の木地師として活躍しており、その息子が2代目を襲名しました。2代は幼い頃から父親の仕事を手伝っており、

蒔絵の技術も学び、家業を継ぎました。技術の更なる向上を目指し、中村宗哲門下の塗師・

村田道寛に茶道具形成を学び、加賀蒔絵の技法を保谷美成に学びました。
こうして木地から塗りまでを一貫して行う事ができるようになり、品質の高い漆器を制作できるようになり、

大徳寺瑞峯院本堂重要文化財解体修理の古材で棗などを制作する大役を任され、

この他にもローマ法王や天皇陛下などに作品を献上しています。その父親の意志を継いだのが2代の長男で3代目を襲名しており、

父親と植松抱民門下の保谷美成師に師事し、技術を学びました。
その後、アメリカのフロリダで蒔絵の技術指導を行うなど世界にも目を向けており、琳派の作風をめざし、

古典技法を追求しながら茶道具の制作を中心に作品を発表しています。

 

前端春斎は伝統的な加賀蒔絵を生み出す家督として知られており、伝統を重んじる由緒正しき人物でした。

加賀蒔絵の特徴は、通常の蒔絵とは一線を画す豪華さではないでしょうか。深みのある漆黒から浮き出る美しく豪華な金。

高蒔絵と呼ばれる技法で加工される、最高の贅沢品は、数多くの茶人達を魅了し続けている作品ばかりなのです。

 

前端春斎は、伝統を重んじながらも、現代的な要素をその作品に含んでおり、独特な世界観を築き上げました。

そのためか、古い作品であってもモダンな部分があり、古さを感じさせない豪華さを持っているのです。

前端春斎の蒔絵作品はあまり出回っていないので、非常に貴重なものとして扱われています。

特に高蒔絵で描かれた作品は、その美しさと技術力の高さにただただ驚くばかりです。

青貝を入れた独特のコントラストを生み出す作品は、美しさも勿論なのですが、

独創的で愛らしさも兼ね備えている名品ではないでしょうか。

 

 

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