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高価買取作家

三浦小平二

1933年 新潟県佐渡の無名異焼窯元の長男として生まれる(祖父:三代常山・父:三浦小平)
1955年 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。加藤土師萌に師事し青磁の技法を学ぶ
1973年 父が他界した後、小平窯を継承
1997年 「青磁」重要無形文化財保持者に認定
1996年 紫綬褒章受章
2006年 73歳で死去

 

陶芸家・三浦小平二は、佐渡の朱色の土を下地とした器に青磁釉をかけるという独特な技法を開発し、

更に色絵を組み合わせ、人物や風物を描くという独自の作風を確立し多くの名作を残しました。

人間国宝としても活躍し、その存在自体が大きな影響力を持っていました。

三浦小平二は青磁を学びモダンな作品を作り続け、日本はもとより海外での評価も非常に高く、数々の功績が語り継がれています。

 

幼少の頃より窯元の作業を目の当たりにしており、その実力とセンスが徐々に身についていきました。

1955年に東京芸術大学美術学部彫刻学部を卒業。その後、技術と研究のため、加藤土師萌に師事、青磁の世界を学びました。

 

1969年になると、中近東や中国、モンゴルなど、アジアを巡ります。

日本のみならず、多種多様な磁器の研究や作品作りに力を入れ、新たな価値観を構築しました。

古代中国の皇室御用達となっている国営陶磁器製作所。ここが生み出している南宋官窯に強く影響を受けています。

この出会いをきっかけに、南宋官窯の生み出す作品を目標にしながら作陶生活を送りました。

 

東京芸術大学工芸科陶芸講座助教授を経て、1990年に同大学教授、2000年には名誉教授に就任しました。

社団法人日本工芸会理事等を歴任し、次世代への指導教育にも務めました。

 

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